福岡御朱印巡りで、 福岡県糸島市雷山に鎮座する雷山千如寺大悲王院(らいざんせんにょじだいひおういん)にお詣りをして御朱印を拝受して来ました。身代わりの御守り「サムハラ」のお授け所として大衆の信仰を集めているお寺さんです。今日で97ヶ寺目です。
入口
入口です。
受付け
お詣りした当日は、秋季特別公開の期間で、内拝拝観と外庭と分かれていました。
手水舎
手水舎です。
仁王像
楼門の中にいらっしゃる 仁王像様です。凛々しく迫力がありました。
本堂
本堂です。
千如寺について
当山は、成務天皇四十八年(一七八年)、雷山の地主神である雷大権現の招きで渡来して、天竺霊鷲山の僧、清賀上人の開創と伝えられております。その後聖武天皇によって勅願道場となり、七堂伽藍が建立されました。歴代天皇をはじめ、天下の武将・豪族が競って尊崇し、鎌倉幕府を始め、諸大名が祈願文を捧げ、斉田を寄進し、一山三百坊に及びました。特に、宝暦三年(一七五三)には福岡藩主、黒田継高公が現在の寺である大悲王院を建立しました。幽遠の歴史を秘めた雷山千如寺の法灯は、今は大悲王院によって伝えられています。
現在当山は「安産」、「子育て」、「開運厄除」等の祈願所として、また身代わりの御守り「サムハラ」のお授け所として大衆の信仰を集めています。
今回 内拝拝観を選んだので 順路に従い 巡ります。この階段を上がった先に御本尊様がいらっしゃいます。
内拝拝観を選ぶとパンフレットをいただきます。そのパンフレットが 内拝拝観を支払った入場券みたいになり、確認にため 見せてから ご本尊を拝観します。或る程度の人数が揃うと 説明をしてくれます。説明を聞いてから ご本尊の前を通り 順路に従い進みます。
ご本尊様がいらっしゃるところは 撮影禁止のため 写真は撮っていません。静かな迫力を感じました。是非とも 内拝拝観をして欲しいです。
お守
お守です。
御朱印帳
オリジナルではありませんが、御朱印帳もありました。
御朱印(九州西国霊場第二十九番)
九州西国霊場の御朱印です。
御朱印(九州三十六不動霊場第二十八番)
九州三十六不動霊場の御朱印です。どちらも 直書きでお受けしましたありがとうございました。
秋季限定切り絵御朱印
数量限定の秋季限定切り絵の御朱印もありました。
五百羅漢
ご本尊様を拝観してから 順路に従うと五百羅漢があります。
開山堂内陣
開山堂内陣です。
雷山千如寺を開山した僧として強い存在感を示す清賀上人全盛期の肖像と伝えられる。像高70.3cmの剃髪した老貌で法衣を着け袈裟をまとい、開口して歯をあらわにしている。構造は寄せ木造り。頭部と体部は別素材で挿首とする。頭体部とも前後二材、両脚部は横一材を剥ぎ寄せ。それぞれ内刳を施す。
全体的に簡素な表現で、着衣の衣槢(しわ)も極めて概念的だが、面貌の迫真性は高く評価されている。顔には深い皺を刻み、首廻りも痩せた風に造形することで老境に近いことを表している。全体にゆったりと造られ。胸厚も深く、袈裟等もゆっくりと着した姿は古様を示しており、鎌倉時代(1185~1333年)に造られた像と考えられている。
看板より
大カエデ
樹齢約400年といわれる楓の大木は、福岡県の天然記念物に指定され、四季折々に千変万化の美しさを誇っています。
ちょうど 色づき始めていました。
朝早い時間にお詣りしたのですが、私が帰るころには 大型バスが次々と到着して 団体さんがいらっしゃっていました。
寺社情報
雷山千如寺大悲王院(らいざんせんにょじだいひおういん)
福岡県糸島市雷山626
ご本尊: 千手観音
駐車場:あります。
1000ヶ寺目指して 御朱印巡りします。
正確に言うと 寺社だけで 1000ヶ寺です。
今日で 97ヶ寺目の御朱印をいただきました。
残り 903ヶ寺です。
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