九州御朱印巡り 福岡御朱印巡りで、福岡県糸島市に鎮座する熊野神社(くまのじんじゃ)に、お詣りをして御朱印を拝受して来ました。糸島市で厄祓・商売繁盛・初宮詣・地鎮祭・諸祈願ができる神社さんです。今日で、443社目です。
鳥居
以前から気になっていた 熊野神社さんです。可也山の麓に鎮座されています。いくつか 鳥居が並んでいました。
階段を上がると 境内です。
手水舎
手水舎です。お水はなく コロナ対策で 消毒液がありました。
狛犬
狛犬様です。好きなタイプの狛犬様です。
社殿
社殿です。
由緒
当熊野神社は怡土郡高祖城城主 原田氏(朱雀天皇朝天慶2~4年(939年~941年)藤原純友の乱にて小野好古が臣下 藤原慶幸共に主典を務め藤原純友を博多湾にて追討し、大蔵春実が裔。後漢は献帝が皇子昌武王より14代阿多武王の裔。)後裔妙戒尼(第5代親山城城主 小金丸九郎秀種(永禄8年(1566年~)天正16年(1589年))が姉もしくは母という説。又は原田孫四郎種貞の姉又は母という説。)平家が篤く尊崇し熊野本宮大社を原田氏も尊崇していたため、妙戒尼、諸国の神社仏閣を巡拝されておりました。その際紀州は熊野本宮大社に赴きましたが・・・文永元年(1264年)11月未明に本宮炎上の話しがありし時と重なり復旧さなか参詣した。己が尼僧の身で参詣するにも畏れおおき処と思われた。後年も参詣を怠ることあっては気がかりな事だと思い熊野三所権現の神霊を勧請し筑前国は志摩郡小金丸の村に遷し此の村を長く久しく当地の守護神としてお祀りし社地社領を寄進した。之が当熊野神社の起源なり。境内の一隅に神木として梛の木がある。之は妙戒尼が紀州は熊野三所権現から神霊を勧請した時梛木の枝を折り、持ち帰りし。妙戒尼は『熊野権現様が小金丸の此の地にお出で下された事が確かであれば、熊野速玉大社より持ち帰りし此の神木の枝に根が生じて育つことでございましょう。』とお誓い申し上げ境内の一隅に挿したのだと云われている。其の神木はその後によく繁っていたが明治23年(1890年)4月頃大楠と共に傾倒した為神殿改装の際内陣御扉、其の他の箇所に使用した。往古可也山の山上附近には尼僧一門が據城ありと云うが不詳なりと古老。)(現在の可也山頂上に鎮座します可也神社附近の地。朝鮮式山嶽城の変形。)
勧請し当初は可也山の頂上付近または中峰附近にあったとも考えられる。
此の妙戒尼、紀州熊野本宮大社より神霊を勧請し帰国に先立ち己が身は佛門に入っている身にて京に上り司家に神主を請い降し尊神と共に迎えられ、宮地頭の職与えられた。之当神社宮司 片岡家の起源なり。(片岡家の祖神は天児屋根命。祖は藤原(片岡)中納言従三位式部郷正範。熊野神社初代宮司 片岡藤原宮内少輔正時(1264年~1325年没)と云う。)妙戒尼は当地の領主 原田氏に請い、社務職をして神領の事を掌らしむ。その際尼僧は『筑前国怡土郡は高祖城主 原田種時が内室(妻)、女なり』と又『小金丸氏の初祖の近縁なり』と申されたとのこと。そして妙戒尼、帰国後は此の邑に一草庵を営み、日夜、熊野三所権現に参詣をした。此の妙戒尼、現在の超過山妙楽寺の祖なり。妙楽寺、往古は真言宗でしたが天文10年(1542年)鈴呤と云う僧侶真言に改め現寺を開基。安永4年(1772年)寺号を許される。後、寺に妙戒尼の畫像一幅を蔵す。此の畫像に熊野神社の例祭日には宮座を定め蒸飯其他供して祭祀を行うを例とした。原田氏の一門にして当地の領主として居を舘に構えたりし親山城主小金丸氏(高祖城主 原田種貞が祖。三男 種邦)は妙戒尼の尊信する熊野宮を氏神とし尊崇し社殿の修造等を行う。又神地神田等の神領を寄進しよく保護した。永正8年(1511年)3代目城主小金丸宮内少輔種速が7代目宮司 片岡藤原掃部之助正岳の際に社殿を修造。中世の戦乱(戦国時代)天正15年(1588年)豊臣秀吉が九州征伐の際高祖城城主 原田信種は秀吉に降負し所領没収され廃城した。高祖城廃城に際し親山城も廃城。承応年間(1652年~1655年)12代目宮司 片岡采女正正教、当神社大破により宮地を遷し新たに神殿を建立し卯月廿五日祭典を斎行しました。文久3年(1863年)19代目宮司 片岡土佐守正規(62)9月大破修繕再建。明治23年(1890年)20代目宮司 片岡佐渡守藤原泰盛正秀(29)4月神木梛、楠傾倒する。明治29年(1896年)20代目宮司 片岡佐渡守藤原泰盛正秀(35)8月7日本殿改築。その際明治23年に傾倒した梛を内陣御扉に使用し、楠も他の箇所に使用した。大正9年(1920年)20代目宮司 片岡佐渡守藤原泰盛正秀(59)3月5日幣殿改築。大正11年(1922年)20代目宮司 片岡佐渡守藤原泰盛正秀(61)1月15日改造再建立。
月替わり御朱印
賽銭箱の横に 月替わりの御朱印もありました。花火が素敵な御朱印です。
御朱印
御朱印です。
実は 山頂に鎮座する可也神社さんの御朱印と繋がって?いるんです。御朱印は、月替わりと通常御朱印?の2種類だと 思っていたら こちらを直書きで書いていただきました。ホームページを見ると シンプルな御朱印もあるようなので また今度は 違う御朱印をいただきたいと思います。
可也神社さんは 山頂に鎮座しており 御朱印を拝受したので お詣りしようかと一瞬思ったのですが、いかんせん自分の体力なさは 確認済みなので 事前に準備をして また、お詣りさせていただこうと思います。
御朱印は、熊野神社さんの境内から右の方に下る坂があり そこを行くと 神主さん宅があります。写真撮影、ブログ掲載の許可もいただきました。ありがとうございました。
とんぼです。が、御朱印を待っている間 3回ほど 私に突進してきた とんぼさんです。(とんぼに突進されたの初めてです。)
境内は とても 気持ちよい空間でした。
駐車場
鳥居の左側に 広い駐車場があります。
神社情報
熊野神社(くまのじんじゃ)
福岡県糸島市志摩小金丸282
御祭神
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
事解男命(ことわけおのみこと)
速玉男命(はやたまおのみこと)
例祭日 12月第2週の土日(住吉12月14日・15日)
正確に言うと神社だけで1000社です
今日で 443社目の
御朱印をいただきました。
残り 557社です。
福岡県の御朱印が拝受できる神社
福岡県の御朱印が拝受できる寺社
福岡ご当地グルメ