長崎御朱印巡りで、長崎県長崎市に鎮座する分紫山・福済寺(ふくさいじ)にお詣りをして御首題を拝受して来ました。崇福寺、興福寺とともに「長崎三福寺」、さらに聖福寺も加えて「長崎四福寺」に数えられるお寺さんです。今日で86ヶ寺目です。
入口
長崎市内 お寺さんも数多くある中から どうしても 観音様にお詣りしたくて 向かいました。
観音像
入口を入ると すぐに大きな観音様が いらっしゃいます。
霊廟
亀の形をした霊廟です。
亀と観音像について
昔より亀は佛さまのお使いとして霊亀と呼ばれ縁起の良いものと云われています。
霊亀に立っておられるお姿は、私たちの諸々のお願いごとを亀万年に至ってもかならずやかなえて下さるという慈悲と施しの心を表現しておられます。
左手の指の組合せは佛教で印を結ぶと云います。この印は慈悲心を示し右手は甘露の水を興える布施の業を示されています。
即ち観音力を念ずる者あらば、かならずや苦より脱し、楽が与えられるであろうと論され、右手に持たれる酒水器よりいずる甘露水(甘味にして密のような水)は観音力を念ずる者、かならずやその願いごとがかなえられ、飢渇なる者は潤うであろうと諭されているのです。
又、原爆殉難者の慰霊鎮魂のための原爆観音として 水を求め乍ら死んで行かれた爆死者の方々へ甘露の水を施して供養され、左手の印で安らかに お眠り下さいと念じておられるのです。
慈悲とは苦を抜き楽を与える事であり、布施とは福利を人に与える事であります。慈悲心と布施の心が私たちの心であるならば、祈願する諸々のお願いごとは全て成就するであろうと諭され、この心こそ世界恒久平和を願う人類 皆んなの心でなくてはならないと諭されているのです。
看板より
霊廟内
中はこんな感じです。
大きな鳳凰様もいらっしゃいました。
本堂
本堂です。御朱印は こちらの本堂で いただけます。
福済寺(ふくさいじ)は、長崎県長崎市筑後町にある黄檗宗の寺院。山号は分紫山。1628年(寛永5年)に建立され、崇福寺、興福寺とともに「長崎三福寺」、さらに聖福寺も加えて「長崎四福寺」に数えられる唐寺である。本寺の檀信徒には、福建省の中でも漳州と泉州出身の華僑が多く、漳州寺や泉州寺と称せられた。本堂(大雄宝殿)などの建造物は、第二次大戦以前、国宝に指定されていたが、長崎市への原子爆弾投下で焼失した。
御朱印
御朱印です。書置きのものならということで 書置きのものを お受けしました。ありがとうございました。
駐車場
境内に停められます。
寺社情報
分紫山・福済寺(ふくさいじ)
長崎県長崎市筑後町2-56
1000ヶ寺目指して 御朱印巡りします。
正確に言うと 寺社だけで 1000ヶ寺です。
今日で 86ヶ寺目の御朱印をいただきました。
残り 914ヶ寺です。
長崎の御朱印が拝受できる神社
長崎の御朱印が拝受できる寺社
長崎ご当地グルメ