九州御朱印巡り 佐賀御朱印巡りで、佐賀県佐賀市伊勢町に鎮座する伊勢神社(いせじんじゃ)に、お詣りをして御朱印を拝受して来ました。佐賀市指定重要文化財の石造肥前狛犬や、石造肥前鳥居がある神社さんです。今日で、417社目です。
石造肥前鳥居
鳥居です。
指定年月日/昭和57年3月1日
鎌倉時代から江戸時代後期までが最盛期といわれている肥前石造物の中でも、異彩を放っているのが肥前鳥居です。この鳥居は慶長12年(江戸時代初期)の造立銘があり、造立年代が古い物のひとつとして価値が高いとされています。
特徴は、2、3本の石材を継いで組み立てられた、笠木・島木・貫・柱。一体化した笠木と島木。流線形の木鼻。さらに、柱上端の笠木と島木を支える部分には、必ず台輪が付けられており楔は使われていません。柱の下部は地中に埋め込まれどっしりと重量感にあふれ優美さも併せ持っています。
門
門です。
手水舎
手水舎です。
狛犬
狛犬様ですが、今気づいたのですが 光ってる ハッ∑(゚ロ゚〃)
ご本殿
ご本殿です。
遠く天文の頃、伊勢の神宮より御分霊を奉祀し神埼郡田手に九州唯一のお社ができその後、鍋島蛎久の地に移され、藩祖鍋島直茂公ご夫妻のご信仰篤く、初代藩主鍋島勝茂公、慶長年間(江戸時代)朝鮮出兵の戦勝祈願成就により、慶長十年(西暦1605年)に遷座建立されその後、昭和15年紀元二千六百年を記念して改築され現在に至ります。
子孫繁栄、商売繁盛、五穀豊穣の神様として、また子授祈願には特にご利益があるということで、肥前の国だけでなく九州一帯より、多くの参詣者があり、九州のお伊勢様と称ある特別の神社になりました。
社務所
境内の中にある 社務所にあった しめ縄飾りです。初めて見ました。(どうやって作っているのでしょう?)許可を得て 写真を撮らせていただきました。
御朱印
御朱印です。九州のお伊勢さんと入っています。写真撮影、ブログ掲載の許可もいただきました。ありがとうございました。
佐賀恵比須八十八ヶ所巡りのスタンプです。
伊勢恵比寿神社と英彦山神社
ご本殿横に鎮座する 右側が伊勢恵比寿神社です。
今から260年前のことですが・・・
寛保3年(江戸時代中頃)伊勢神社のある伊勢屋町(現在の伊勢町)は旅館や呉服屋が多く並ぶ町でした。この町は長崎街道の要路にあたるため、商売でとてもにぎわい繁栄した町です。
このことを伊勢屋町の氏子の方々が神様のおかげと、石造の恵比寿様をご神体として伊勢神社境内にお祀りしたそうです。
佐賀市で最も古い御恵比寿様として、御霊顕あらたかな数々のお話しも伝えられております。
左側が英彦山神社です。
伊勢神社氏子町内の伊勢屋本町(現在、伊勢町)におられた大島浩嗣氏が、佐賀の町の発展と災害から護るために、昭和59年9月に伊勢神社境内に石造りの御神体とお社を奉納されました。
現在も、毎年1月、5月、9月の3回大島家の家人に引き継がれて滞ることなく祭典に御奉仕頂いております。
石像肥前狛犬
片方しか 写真撮れていませんでした。
指定年月日/昭和57年3月1日
石造肥前狛犬は一般的に小形で姿勢は静的、彫法は簡潔素朴、全体的に丸彫りで、脚部分は彫り抜かずに浮き彫りで表現されており非常に大胆かつユニークで一見狛犬とは思えない姿形で目を引きつけます。
肥前狛犬は在銘のものは少ないといわれていますが、この狛犬は寛文7年(江戸時代初期)と造立銘があるため、佐賀市で最も古いものとして注目されています。
駐車場
神社の横に 駐車場はあります。
神社情報
伊勢神社(いせじんじゃ)
佐賀県佐賀市伊勢町9-8
祭典行事
2月10日:午後5時より 伊勢神社大祭 前夜祭(火入れ式)
2月11日:午後3時まで 伊勢神社大祭
4月16日:午前11時 伊勢神社 春季祭
6月30日:午後5時 夏越し 大祓
7月26日:午前11時 伊勢神社 夏季祭(※午後6時より盆踊り)
10月17日:午前11時 伊勢神社 例祭
11月26日:午前11時 伊勢神社 秋季祭
12月30日:午後5時 年越し大祓
正確に言うと神社だけで1000社です
今日で 417社目の
御朱印をいただきました。
残り 583社です。
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