九州御朱印巡り 熊本御朱印巡りで、 熊本県阿蘇市黒川に鎮座する阿蘇山上神社(あそさんじょうじんじゃ)にお詣りをして御朱印を拝受して来ました。噴火口は古来より神霊池として崇められ、阿蘇神社三柱が祀られている神社さんです。今日で、582社目です。
社殿
阿蘇山上神社さんは、以前 近くまでお詣りに来ていたのですが、当時 通行止めでお詣りすることができていなかったので 今回 初めてお詣りさせていただきました。
鳥居や、手水舎などはなく この社殿があるだけです。
御朱印は 阿蘇神社で いただけます。
阿蘇神社
御朱印
御朱印です。直書きでいただきました。写真撮影、ブログ掲載許可もいただきました。ありがとうございました。
由緒
社記には「欽明天皇十四年三月(西暦552年)阿蘇山火起りて、天に接す。阿蘇宮の中三社を祀り、社家の内笠忠久をして奉仕せむ これを天宮祝と云う。」とある。
平安時代初期より神霊池に異変がある度に、九州鎮守府太宰府から京都の朝廷に奉進があり、各社寺に国家安泰の御祈祷が命じられたことが国史に記載されている。
当神社へは、特使が派遣され奉幣祈願が行われていた。
社殿
現在の社殿は昭和三十三年の台爆発により被害を受けたため その後に再建されたものである。神霊池である噴火口に向って、遥拝するかたちで建てられている。
伝説「左京ヶ橋(蛇腹)」
噴火口(神霊池)への登山者は心身を清浄にして登拝することを例としていた。当山上神社裏手より 噴火口に至る徒歩道は、往時唯一の火口への路であり、必ずこの橋を渡らなければならなかった。
昔、左京某と云う侍がこの橋を渡ろうとしたところ、小蛇が 橋のたもとにいたので、武士の行く手を遮り不届きな奴とばかりに、血気にはやり刀を抜いて斬り捨てようとした。すると忽ち雲が湧き風起り、一匹の龍となって天に昇った。さすがの左京もこの一大異変に恐れをなし、それが原因で早死したらしい。
以来、この橋を左京ヶ橋と称するようになったという。
心悪しき人が渡ると前面の岩が大蛇に見え、渡ることができないという。事実、岩の形態は蛇腹というにふさわしい。また 未婚の男女がこれを渡り、潔身の証にしたともいう。
看板より
古代から阿蘇中岳火口の湯溜まりは「神霊池」と呼ばれ、健磐龍命の神宮とみなされていた。火口に向かって拝殿が建てられている。歴史的に、麓の阿蘇神社の「下宮」に対して、「上宮」と呼ばれてきた。6月上旬に噴火口へ御幣を投げ入れる「火口鎮祭」が行われる。
火口まで 行けたので こちらも初めて連れて行ってもらいました。写真中央のちょっと右側が 阿蘇山上神社の社殿です。
火口付近は 別の星に来たかのような 雰囲気でした。
たくさんの人が居たので いない所で 写真を撮りました。
山上身代不動
お不動様がいらっしゃいました。
火口
火口です。初めて見ました。煙が上がっていて 迫力がありました。
中岳第一火口は、世界で最も火山活動が活発な火口の1つです。地下のマグマだまりから供給される火山ガスやマグマの量によって、湯だまりから土砂噴出、火口底の赤熱、ストロンボリ式噴火、マグマ水蒸気爆発まで、プロセスが進む度に火口の様子は一変します。活動がもっとも穏やかな湯だまりの状態でも、火口湖には約60℃でpHが1~0の強酸性のお湯をたたえ、火口からは毎日1,000トン程度の二酸化硫黄などの火山ガスを放出しています。
火口周辺では、常時二酸化硫黄のガス濃度を監視し、来訪者の安全を確保しています。また、火口の地下では、供給される火山ガスやマグマの量に応じた、火山体の膨張や火山性地震・微動などが観測されており、火山活動の監視や火山研究が行われています。この火口は地球の息吹を感じられる場所であり、火山研究と火山防災の取り組みの最前線でもあります。
看板より
中岳第一火口
数年前までは、湯だまりがあったそうです。
何の建物かわかりませんが、建築中でした。
神社情報
阿蘇山上神社(あそさんじょうじんじゃ)
熊本県阿蘇市黒川808−3
御祭神
健磐龍命(たけいわたつのみこと)
阿蘇都媛命(あそつひめのみこと)
彦御子命(ひこみこのみこと)
正確に言うと神社だけで1000社です
今日で 582社目の
御朱印をいただきました。
残り 418社です。
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