鹿児島御朱印巡りで、鹿児島県志布志市に鎮座する安楽神社(やすらじんじゃ)にお詣りをして御朱印を拝受して来ました。田打、牛使い、種蒔き、田植舞に続きカギヒキ(県無形文化財)が行われる神社さんです。今日で、726社目です。
鳥居
遡る事 数か月前 御朱印友達から 安楽神社さんが 春の例祭より 御朱印を始められると、連絡があったのですが、例祭日は 用事があり 行けませんでした。その後、神社にお詣りするも 誰もおらず、社務所等もないため 御朱印をお受けすることができずにいました。
すると、兼務社の方で お受けすることができると 聞き お詣りして お受けして来ました。
手水舎
手水舎です。
拝殿
拝殿です。
由緒
天智天皇の大后倭姫が大津の宮で崩御された後、天皇大后に供奉した臣等が、和銅年間此所に姫の霊を勧請して霊社を創建した。
また天智天皇が当所より頴娃の里へ行幸され、五ヶ月御滞留の後当安楽へ還御されたが、舟磯の宿主の老翁老婆の世話によりここに仮殿を営み置かれ、御心安楽であったため地名を安楽という。天皇が頴娃へ御滞留中、二の后玉依姫は妊娠され、翌年当所にて女子が御降誕、乙姫と名付けられた。玉依姫は故郷の頴娃へ帰られたが、姫の崩御の後、和銅年間此所に霊社を建立した。
境内
神事・芸能
二月第二日曜日~春祭り 山宮神社より神輿を迎え、打植の諸神事が行われる。田打、牛使い、種蒔き、田植舞に続きカギヒキ(県無形文化財)が行われる。カシの木の枝を使って六人ずつが上、下に分かれて引き合い、上が勝つと農作物が豊作、下が勝つと豊漁と言い伝えられている。祭りが終わると、山宮神社の神輿は帰っていく。
安楽神社の打植祭
安楽神社では、毎年、安楽山宮神社で2月17日行われる春祭りに引き続き、2月18日に打植祭として以下の行事が行われる。
「田 打」
拝殿で祭典が終ると、境内に幾枚かの筵をしき、神職によって田打ちと牛使い、種蒔きが行われる。柴垣から男面で烏帽子、狩衣を着た男が木製の鍬をもって登場する。筵の上を田に見たてて、田ならしをしたあと、女装したアネボが頭上に諸蓋をかぶってでてくる。
アネボはふところに財布を入れて歩く。財布が早く落ちると安産であり、なかなか落ちないと難産だという。見物人はアネボのお産を見て作占いをする。安産の時は豊作である。
「牛使い」
田打ちが終ると、男は馬鍬(モガ)を持った神職と滑稽な問答を即興的にして牛を探す。赤牛面の牛を捕まえると馬鍬(モガ)を引いて田よみうを行う。
「種蒔き」
神職が三方に入れた種籾をもってきて田ごしらえのできた田に豊穣を祈って蒔く。
「田植舞」
4人の神職が拝殿で舞う。右手に鈴をもち、左手にはモロムギとイヌカヤの実がなった小枝をもって舞う。
「カギヒキ」
6人の若者がカシの木のカギ枝を持ち、ナエ竹をもった拝殿上の神職と向かい合い、古歌を歌い、ナエ竹と一緒に地を打つ。これがすむとカギを持った若者たちは上下に別れて雌カギ4本、雄カギ2本を引き合い、上が勝つと豊作、下が勝つと豊漁になると伝えられている。
「田ノ神の参拝」
田ノ神夫婦が拝殿に上り拝みお神酒をいただき、集落の人々と今年の豊凶について滑稽な問答を行う。
「正月踊り」
「手拍子」とも呼ばれており、古くは南九州の近郷近在から踊りを奉納にきていたが、明治以降は安楽の青年によって受け継がれており、現在は次の9つの踊りが奉納されている。
出端・お市後家じょ・一つとの・帖佐節・爺さん節・塩屋判官・坊様節・五尺・安久節
看板より
御朱印
御朱印です。近くの山宮神社さんで お受けできます。直書きでお受けしました。ありがとうございました。
駐車場
すぐ目の前に 停められるところがあります。
神社情報
安楽神社(やすらじんじゃ)
鹿児島県志布志市志布志町安楽835
御祭神
倭姫(やまとひめ)
玉依姫(たまよりひめ)
例祭日:10月25日
正確に言うと神社だけで1000社です
今日で 726社目の
御朱印をいただきました。
残り 274社です。
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