九州御朱印巡り 福岡御朱印巡りで、福岡市東区香椎に鎮座する鶏石神社(けいせきじんじゃ)さんに、お詣りをして御朱印を拝受して来ました。香椎宮さんの中にあり、修理固成、五徳向上、養鶏、育児夜泣きにご利益がある神社さんです。今日で、326社目です。
鳥居
香椎宮の楼門をくぐり 綾杉の前にあります。今回、ちょっとだけ ズル いえ、代理参拝をしてもらい 御朱印を拝受しました。というのも、この鶏石神社さんの御朱印は 一年に一度 9月の限られた期間しか 拝受できず、来年まで 待てなくて ダメもとで 子供に頼み すんなり OKしてもらい 子供に行ってもらいました。
その前の 8月に行ってもらう気満々で 事前にお詣りをしておりました。(確信犯です)
その時に 最初の写真以外は 撮らせていただきました。
右側が 鶏石神社さんで、左側が、稲荷神社さんです。
ご飯の神様にもお参りを。
鶏石神社のお隣に並ぶ稲荷神社の御祭神は、保食大神(うけもちのおおかみ)という食べ物を司る神様です。香椎宮創始より祀られ、かつては鶏石神社と同じように、子どもたちがお餅をお供えしたり、甘茶を入れて参拝者に振る舞う風習があり、食べ物への感謝を忘れずにいました。鶏石神社にお参りの際は、どうぞ稲荷神社も合わせ御参拝下さい。
狛鶏
狛犬ならぬ、狛鶏様です。
祠
祠です。私は お肉の中で一番 鶏肉が好きで そろそろ羽が生えてもいいのではないかと思うくらい 食べているので しっかりとお詣りをさせていただきました。
神様の謎
昔々、鶏にわとりを石にかえ、祠ほこらにお祀まつりすることになりました。
江戸時代の書物『雲根志(うんこんし)』によると、その死を憐れんだ僧侶によって、石になった鶏が祠におまつりされたことが起源と伝えられます。『韓詩外伝(かんしがいでん)』には「冠を戴くは文なり、足に距(けづめ)を持つは武なり、敵前に敢えて戦うは勇なり、食を見て相呼ぶは仁なり、夜を守って時を失わぬは信なり。」とあり、鶏は文武勇仁信の五徳に優れるとされ、またその鳴き声は神様の出現を知らせる特別なものと云われます。
鶏石神社は、鶏がたまごを産みそのたまごが孵化するように、形のないところから物事が成就する修理固成(しゅりこせい)の御神徳があるとされます。鶏をお祀りしている神社は全国に珍しく、例祭日には鶏に関連する企業の方も数多く参詣され、また、鶏は夜鳴かないことから子どもの夜泣きにも御利益があると言われます。
例年だと、あおぞらたまご市という秋祭りがあるようですが、今年は中止になり、代わりに「子ども短冊記入ブース」「九州産業大学竹飾り」の設置されたようです。
御朱印
御朱印です。たまごの元気が出る黄色と 丸い形がかわいい御朱印です。
御神徳
修理固成
修理固成とは「つくりかためなせ」とも「おさめつくりかためなせ」とも読み、古事記には「ここに天つ神諸の命もちて、伊邪那岐命、伊邪那美命、二柱の神に「この漂へる國を修め理り固せ成せ。」と詔りて」とあり、日本国土を形成なさる上で与えられた重要な言葉です。鶏石神社は温めたたまごがかえるように、念願だった諸事万端がいよいよ成就する御利益があると言われます。
鶏への感謝
日頃私たちは鶏や卵をはじめ、多くのいのちを口にして生きています。しかしその日常を改めて振り返り、真摯に向き合う機会は、そう多くはありません。鶏石神社には、いのちを頂くことへの感謝と鎮魂の祈りを捧げる方々、鶏に関連する企業の方々などが多く参詣されます。
育児夜泣き
鶏は朝日とともに鳴きますが、夜にその声を聞くことはありません。鶏石神社は子どもの夜泣きを防ぐと言われます。また子どもの神さまとされ、地域の子どもたちはかつてお餅をお供えしたり、甘茶を入れて鶏石神社の参拝者に振る舞ったりと、幼い頃の感謝を忘れずにいました。
太陽
最も貴い神である天照大御神は太陽の神さまであり、鶏の鳴く朝もやの中東の空に昇って私たちを明るく照らします。太陽の神の使いである鶏はその鳴き声で太陽をお招きする縁起の良い動物とされ、伊勢の神宮をはじめ多くの神社の境内で見かけることができます。
五徳向上
『韓詩外伝(かんしがいでん)』には「冠を戴くは文なり、足に距(けづめ)を持つは武なり、敵前に敢えて戦うは勇なり、食を見て相呼ぶは仁なり、夜を守って時を失わぬは信なり。」とあり、鶏は文武勇仁信の五徳に優れるとされます。
不老水
あと、以前から気になっていた 不老水をいただきました。数年前 入院手術をして、1か月ほど 食事が一切取れない状態になり それから お水にちょっとだけ こだわるようになりました。あちこち 御神水、湧水、霊水など あったときには いただくようにしています。
以前、香椎宮さんにお詣りに来たとき 時間がなく いただけなかったので 今回 行って来ました。社殿を正面にして 右側の奥の方に 看板があります。
案内地図
看板から 数メートル先に案内地図があります。迷うわず 行けると思います。私も行けたので・・・
歩いて 5,6分くらいで、到着 途中 数人の方とすれ違いました。不老水を汲みに行く人は多いようです。
この祠の中に 水が湧き出ています。扉を開けて左側に 水を汲むための柄杓があります。ただ、中は 土足厳禁で 汲みにくいので 気を付けてください。
いただきました。
武内屋敷跡と不老水
この地は、3世紀ごろ、神功皇后の森羅遠征(しんらえんせい)で功績のあった武内宿禰(すくね)が、香椎在陣中に居住したと伝えられています。近くに湧く不老水は、300歳まで生きたと伝えられる宿禰(すくね)の長寿にちなんで、香椎宮の綾杉の葉とともに皇室に献上されていました。「日本名水百選」にも選ばれた不老水は、長寿の神秘を物語るように現在もこんこんと湧きつづけています。
看板より
神社情報
鶏石神社(けいせきじんじゃ)
福岡県福岡市東区香椎4-16-1
御祭神 不明
例祭日 9月1日
開門時間
4月~9月 5:00~18:00
10月~3月 6:00~18:00
正確に言うと神社だけで1000社です
今日で 326社目の
御朱印をいただきました。
残り 674社です。
福岡県の御朱印が拝受できる神社
福岡県の御朱印が拝受できる寺社
福岡ご当地グルメ