九州御朱印巡り 福岡御朱印巡りで、福岡県糸島市に鎮座する六所神社(ろくしょじんじゃ)に、お詣りをして御朱印を拝受して来ました。天然記念物に指定された樹齢800年を越える2本の大楠の御神木がある神社さんです。今日で、444社目です。
鳥居
熊野神社さんで、六所神社さんの御朱印も 拝受できるとのことで、神主さんに書いていただき、すぐに向かいました。
石造りの鳥居です。境内から 少し離れています。結構 歩きました(-_-;)
神門?(違ってたらすみません)です。
二の鳥居
2つ目の鳥居です。ここで、箱みたいなものがあるのに 気づきました。
びよ~んとして撮影したのが こちらです。
なんだろうと、ふと目の前の看板を見ると なんと 賽銭箱でした。 ハッ∑(゚ロ゚〃)
頑張って 入れてみました。2回目で 入れることができました。
手水舎
手水舎です。
狛犬
首がちょっと長めの狛犬様です。
社殿
社殿です。
由緒
古老の口碑には神功皇后異国退治帰朝の船當郡小金丸村右の濱と云ふ所に着其時鎮座すと云伝ふ。
皇后鎧の草摺石となりしとて右の濱に鎧石有り毎年九月二十七日右の濱に仮宮を立て神輿を奉休,然して馬場本宮に着給ふ尊神西境の鎮守なる故に世々此國郡を領する國主領主社領を寄附し社殿を經營す,往古は大社にして神田當郡於波多江村五十町寄附中世屢々兵亂に祭田不貢宮頽壌す,寛永辛未年國主黒田忠之再建筑前早鑑神社記筑前神社由来記唐にも見ゆ,明治五年十一月三日郷社に定められ,昭和八年三月十日懸社に列せらる。
尚社説に述ぶる所次の如し。
當社は熊野三神住吉三神を祭り,御鎮座の年代は古くして文書に徴すべきもの無けれども,中世の文書伝説等に依れば神功皇后異国退治の時,尊神御船を守護し給ひ刄(?)に衂らずして異賊降参す。皇后御帰朝の時御船を當村小金丸右の濱(幣の濱)に着御御上陸,本神を御祭祀の上國の守護神として奉鎮座と云ひ伝ふ。皇后の御鎧の草摺石となりしと云ふ,摺石右の濱にあり昔は毎年九月二十七日右の濱に仮宮を立て御神幸をなし奉り,御還御の際小金丸に熊野権現異国より渡り給ふ時御腰を掛け休み給ひたると云い伝ふる横三尺縦四尺位ありて底深く地中に入りたると伝ふ,此の石に御神輿を奉休し御神意を慰め奉りと云ふ,其の石を輿掛石と云ふ。其の附近に棧敷と云ふ地名も残れり,然して後ち馬場本宮に着せ給ひて,祭儀殷盛を極めたりと云ふ。
尊神西境の鎮守なる故に世々此の國郡を領する國主領主社領を寄附し社殿を經營す。往古は大社にして本社殿は享禄四年十二月十一日豊後國大友修理大夫源朝義鑑公改築し,廢したる神幸を再興し祭典等も厳重に行はれ,大宮司官巫女等多数ありて殷盛を極めたりしに天正の頃屡々兵乱に遭遇し,當郡波多江村に五十町,粕屋郡中原村の内七町歩,當郡小富士村邊田に一町五反歩の社領を有せしも悉く没収せられ,遂に祭田不貢社殿頽壊せしを,寛永辛未年國主黒田忠之再興社殿を改築し三十六歌仙簾銘刀等を寄進し,爾来代々國主より修繕せられ,筥崎宮を一の宮とし本宮を筑前二宮として郡奉行大庄屋等に令して社殿相継ぎて修理を加へられ,中古志摩郡の総社と崇め祭典厳重に奉仕せらる。殊に雨を乞い霽れを祈られるゝ時は,必ず家臣を代参せしむるを常とし,元岡村大庄屋は觸下二十ヶ村御庄村大庄屋は觸下に十八ヶ村に令して参列せしむるを常とし来れり。明治五年十一月三日村郷社に列格し昭和三年九月三日神饌幣帛料供進指定神社に指定せられ,昭和八年三月十日懸社に昇格せり。享禄四年以後の六所神社棟札左の如し,享禄四辛卯歳十二月十一日泰造立馬場六社大明神御本社大一宇大檀那豊後國大友修理太夫源朝臣義鑑公御武運長久延命息災所
寶永八月辛未十二月十三日
欽泰造改馬場六所大明神御寳殿同拝殿二宇国主右衛門佐侍従源朝臣忠之公命工御當作也御武運長久息御子孫繁攸。
慶安三庚寅歳三月十三日。元禄十六癸未歳十二月十九日。
享保二丁酉歳八月十六日。元文元丙辰年九月二十六日延享五戊辰年六月五日。寳暦七丁丑五月吉日。寛政十三辛酉年二月等,外に四枚の棟札を有す。
福岡県神社誌. 中巻
社務所
社務所です。普段は 閉まっています。が、毎月6日だけは 開いているようです。
6日限定の厳島神社、六所神社、現人神社の3社の神社名の入った御朱印が 拝受できるみたいです。
社務所に飾ってあった ふくろうの写真です。(かわいい)
御朱印
御朱印です。熊野神社さんで 直書きで書いていただきました。写真撮影、ブログ掲載の許可もいただきました。ありがとうございました。
熊野神社
御神木
2本ある 御神木の1本です。(もう1本は 社殿の奥の方のあります)
六所神社の大楠
六所神社の2本の大楠は、県内屈指の大きさを誇る巨木として貴重であり、昭和35(1960)年に福岡県の天然記念物に指定されました。神社の創建は神皇伝説に由来し、社殿造営は中世初頭まで遡るものとされます。
2本の楠木の樹齢は800年を越えるものと推定されており、社殿の造営時に植えられたものと考えられています。
神社には享禄4(1531)年の大友義鑑による社殿改築時の棟札が伝わっており、この頃、大規模な社殿の改修が行われたようです。また、天正年間(1573~1593)には兵火により 荒廃しましたが、寛永8(1631)年に第2代福岡藩主 黒田忠之によって再興されました。
境内の大楠は幾度の興廃の歴史に耐え樹勢旺盛でよく繁茂しており、2017年の計測値では、拝殿前の1号木が樹高33.7メートル、胸高幹周8.12メートル、拝殿後の2号木は樹高29.5メートル胸高幹周6.75メートルを計ります。幹周に比して根廻りが大きいのは、社殿の再興造営時の地面の切り下げにより、根本が露出したためと考えられます。
看板より
社殿後ろの 御神木です。
神社情報
六所神社(ろくしょじんじゃ)
福岡県市糸島市志摩馬場344
御祭神
伊弉册尊(いざなみのみこと)
速玉男命(はやたまおのみこと)
事解男命(ことさかおのみこと)
中筒男命(なかつつのお)
表筒男命(うわつつのお)
底筒男命(そこつつのお)
例祭日:9月28日
正確に言うと神社だけで1000社です
今日で 444社目の
御朱印をいただきました。
残り 556社です。
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