九州御朱印巡り 今回は福岡御朱印巡りで、福岡県朝倉市林田に鎮座する美奈宜神社(みなぎじんじゃ)さんに、お詣りをして御朱印を拝受して来ました。西島伊三雄さんオリジナル御朱印帳、蜷城の獅子舞、縁切りの神様をお祀りしている神社さんです。今日で289社目です。
鳥居
鳥居です。石造りの鳥居です。
手水舎
手水舎です。
きれいな紫陽花の手水舎でした。
狛犬
狛犬様です。
拝殿
拝殿です。こちらにも 龍神様がいらっしゃいます。
由緒
今から1800年前、古処の山から見下したところに筑後川が流れ、よく土地の肥えた豊かな村がありました。
しかし、古処の山には羽白熊鷲(はぐろくまわし)という悪者が住んでいました。時々山を下りてきて、村人を苦しめました。村人は本当に困りました。
神功皇后が九州にお見えになった時、悪者退治を、お願いしました。
皇后様は、神様にお祈りされて「この潮干玉を使って川の水をからにし、川蜷に頼んで、一晩のうちに城を作り、今度は潮満玉を使って、一度に水を入れ水攻めにして滅ぼしなさい」とお告げになられました。
このあと、村は静かな平和な村となりました。神功皇后様は神様をお祭りするお社を建てようと思われ、1羽の白鷺をお放ちになりました。「白鷺の降りた所に、お社を建てたいと思います。どうぞ、その場所をお示しください。」と申されました。
白鷺は空に舞い上がり、筑後川に沿ってしばらく飛んだ後、こんこんと清水の湧きでる所に舞い下りました。皇后様は、そこを白鷺塚と命名され、その近くに神様を祭るお社を建てられて蜷城(になぎ)を美奈宜(みなぎ)とあて、美奈宜神社と呼ばれました。また川蜷が守ってくれた村里をニナシロと呼びました。ニナシロがだんだんなまって、ヒナシロという地名なったといわれます。
社務所
社務所です。きれいに立て替えられていました。こちらで 御朱印は頂けると思います。(以前拝受したので今回はいただきませんでした)
御朱印
御朱印です。蜷城の獅子舞が 素敵です。
オリジナル御朱印帳
神主さんが西島伊三雄さんとご縁があるとのことで かわいらしいオリジナルの御朱印帳がありました。手には取っていないので 実際のサイズはわかりませんが、たぶん 大きいサイズの御朱印帳だと思われます。猫さんの御朱印帳が可愛かったのですが、我慢しました。
御神木
拝殿の奥の方にある 御神木です。樹齢、約500年の楠です。
白峯神社
由緒
ご祭神 崇徳天皇 第75代天皇。父の鳥羽上皇から我が子でないと疑われて、1156年保元の乱にて讃岐に流され、林田の雲井御所で約3年過ごされました。二度と京都の地を踏めることは出来ぬまま、8年後に崩御しました。
その後京都で多くの災いが起こり、上皇の祟りと言われ日本史上最大の怨霊となりました。 配流先の讃岐では、大乗経の写本を作り、戦死者の供養と反省の証として京都の寺に収めてほしいと朝廷に願い出ましたが、後白河院はこれを拒否しました。
これに激しく怒った崇徳院は「この経を魔道に回向する」などと血で書き記し、爪や髪を伸ばし続け夜叉のような姿となり、のちに生きながらにして天狗になったと言われています。
崇徳天皇が3年間過ごされた同じ地名の林田、つまりここ美奈宜神社境内に白峯神社が建立されたと伝えられています。明治45年再建記念に奉納された鳥居が現在も残っています。
現在は崇徳天皇と同じ様に苦しみ悩む人々がなくなるよう、悪縁を切るご利益を求め、多くのご参拝がございます。また、美奈宜神社は縁結びで有名な出雲の大国主大神をお祀りしていますので、本殿もお参りください。
ご利益
ご祭神の崇徳天皇は、讃岐の地で一切の欲を断ち切っておこもりされたことから、白峯神社は断ち物のご利益があると信仰されてきました。
また、戦によって心ならずも寵妃阿波内侍とお別れにならざるを得なかった崇徳天皇は、人々が御自身のような悲しい境遇にあわぬよう、幸せな男女のえにしを妨げる全ての悪縁を絶切って下さいます。
男女の縁をはじめ、病気、酒、煙草、賭事など、全ての悪縁を切るご利益がございますので、ぜひお参りください。
トイレ
トイレです。
駐車場
境内の横に駐車場はあります。
蜷城の獅子舞(ひなしろ)
この獅子舞は毎年10月21日(陰暦9月21日)に挙行される美奈宜神社の御神幸に奉仕するものである、雄雌二対の獅子で構成される。獅子は胴体をシュロで編み、獅子役の足絆にもシュロを使用するなど特異である。
獅子は長田・鵜ノ木地区から奉納され、長田地区は神幸神輿の警護、鵜ノ木地区は神輿台を祓う役を負っている。
この獅子舞の特徴は、筑前地方に多い伎楽系統の獅子舞と異なり舞楽を伴わず、芸能的な部分が少ない。また、病気除けや豊作を願うという信仰に、祓いの獅子の姿がよく伝えれている。この系統の獅子は、筑後川中流域の各地に伝承されているが、現在に至るまで本来的な形態を残しているのは蜷城のみである。
昭和51年4月、福岡県指定無形民俗文化財に指定されている。
看板より
神社情報
美奈宜神社(みなぎじんじゃ)
福岡県朝倉市林田210
御祭神
素戔嗚尊(すさのおのみこと)
大己貴命(おおあなむちのみこと)
事代主命(ことしろぬしのみこと)
例祭日
1月1日 (歳旦祭)
4月29日 (春祭)
7月30日 (夏越・茅の輪)
10月17日 (神課祭)
10月21日 (おくんち)御神幸
11月最終日曜日 (新嘗祭)
正確に言うと神社だけで1000社です
今日で 289社目の
御朱印をいただきました。
残り 711社目です。
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