長崎御朱印巡りで、長崎県大村市に鎮座する昊天宮(こうてんぐう)と、昊天稲荷神社(こうてんいなりじんじゃ)にお詣りをして御朱印を拝受して来ました。幸を恵まれたと言う意にて幸天(こうてん)と改名された神社さんです。今日で、713社目と、714社目です。
鳥居
今回、2回目の長崎御朱印巡りです。
朝早い時間だったので 他の参拝者は居ませんでした。
幸せ燈籠
昊天宮には、人々の幸せをお護りする神様がおられます。そこには、こんな話(由緒)もあります。文明六年(1474)十二月、大村純伊公は、有馬氏と萱瀬で数度戦われましたが勝利なく(北松佐々の)加々良ケ島に七年間潜居されました。その間、日毎夜毎、昊天さまに武運の高揚をご祈願になり見事勝利の折には千日参拝すると誓願をたてられましたところ、大勝利をおさめられ、文明十二年八月 御帰領になり誓願どおり千日参拝を果たされました。昊天さまのご加護を尊ばれ社殿の造営など神社の面目を一新、幸(しあわせ)を恵まれたという意ににて「幸天」と改名されたといいます。その後 しばらく 幸天神社と呼ばれていました。
池田の幸天神社はこの時純伊公の手によって幸せと感謝の心をこめ境外社として創建されました。そして、この ご加護を後世に伝えるため城と昊天宮を結ぶ参道に木を植樹し 並松(現在の松並・植松・古賀島・西大村・森園・乾馬場)の地名の起源となりました。幸せは広く大村内に広がったのです。この幸せのご利益をいただこうと幸せ燈籠を建立いたしました。幸せ燈籠に灯された幸せへの参道を通り両手をあわせて祈られた時、必ず神様の御元にその願いが届きますようにと、明々と灯す炎に願いをこめております。
氏子の皆様・崇敬者の皆様 そしてご参拝いただくたくさんの皆様の幸せが永遠でありますように・・・・・
看板より
祈願玉
祈願玉のお清め作法
さざれ石から湧き出る御清水の御力により、祈願玉をお清め致します。
一、さざれ石の横手にあるザルを取ります。
一、ザルの中に祈願玉を納めます。
(お持ちの祈願玉を全ていれます)
一、柄杓に御清水を取り、「祓え給え清め給え」と唱えながら、水を掛けます。
一、柄杓を置き、祈願玉の水を切ります。
一、ザルから祈願玉を取り出し、ザルを元に戻します。
一、引き続き、龍神玉・七福玉の前に赴き、祈願を行って下さい。
なお、祈願玉は御札所にて領布しております(八種類)
看板より
神前を守護する随神像
江戸時代の享保十六年、病気を治癒した御神威に郡村住民全員で奉献した。
厄除・魔除・病気平癒、健康円満を願う人々が像を撫でながら一心に祈る。
拝殿
拝殿です。
由緒
昊天宮は、今から二千年程前、郡平野に文化を築いた時代があり、当時の豪族がその一門の氏神をして建国の祖神をお祀りしたことに始まる。御縁起並に伝書等天正二年焼失により御代草創が明らかでないが上古より西方の鎮(しずめ)として肥前国彼杵郡の総鎮守となっている。大社として元明天皇の和銅五年(712年)に行基菩薩が御神体を郡ヶ岳の聖域で謹製奉納した。
大村家御支配(平安時代)となりては、初代直純公を副祭して御歴代の守護神として御尊敬深く、兵乱には武運長久を祈り田地等数多く御寄進あり、祭祠の礼も最も厚く郡内はおろか他郡から貴賤老幼の参詣者群をなし、お祭りも大へん賑やかに執り行われていたが、文明六年十二月に、大村信濃守純伊公、有馬氏と萱瀬で数度合戦されたが、御勝利なく加々良島に潜居七ヶ月に及んだ。
この間日夜御祈願になり、御身を本堂川に於いて垢離(身を清める)千日参拝するとの誓願を立てられ、武運の開発を祈られましたところ、霊夢を得て大勝利となり、文明十二年八月九日に御帰領になった。ここに昊天大神の思頼を尊び、祭祠の礼を厚く、社殿の造営を壮に、神田の寄進数町等、神社の面目を一新せられた。
この時、幸を恵まれたと言う意にて幸天(こうてん)と改名された。現在、市内の松や桜が付く地名は、昊天大神の神恩感謝に由来する。江戸時代には、大村藩総鎮守神と尊ばれた。平成二十四年十月、氏子崇敬者の赤誠により平成御造営がなされ、御本殿以下の建物が完成。古代以来再び大社の威容を拝するに至る。
御守お札授け所
御朱印は こちらの御守お札授け所で いただけます。
御守
御守です。
御朱印
御朱印です。直書きでお受けしました。ありがとうございました。
オリジナル御朱印帳
オリジナル御朱印帳です。淡い色の素敵な御朱印帳です。
昊天稲荷神社
境内に鎮座されている昊天稲荷神社です。
御朱印(昊天稲荷神社)
昊天稲荷神社の御朱印です。直書きでお受けしました。ありがとうございました。
桃の大石
大昔、伊邪那岐命が黄泉の国から帰って来られる時 黄泉の国のばけものたちが追いかけて来て命が危くなった時、道端に生えていた桃の実を三箇とって撃ちつけると不思議にも黄泉のの国からの追っては退散してしまいました。伊邪那岐命は大変喜ばれまして「私を助けた様に青人草(あおひとくさ:国民)が苦しいめにあう時は助けてください」とおっしゃって桃子は意富加牟豆美命という名を授けられました。
あのみずみずしい桃子は邪気をはらい生命を守護する長寿の果物となり、桃子の呪力は厄除の神として尊ばれる様になりました。桃太郎というたくましい武勇の男子が桃から生まれて悪い鬼を退治した昔話もあります様に この大石を手で撫でますと桃太郎の様な元気な美男子が授かるという伝説です。又 厄除の霊験あたらかな石として神殿下のまたげ石と共に子授け・安産の幸石とも言われています。
看板より
御神木
御神木です。
駐車場
駐車場は、境内のすぐ隣にあります。
神社情報
昊天宮(こうてんぐう)
昊天稲荷神社(こうてんいなりじんじゃ)
長崎県大村市宮小路2丁目537番地
御祭神
本殿六座
伊邪那岐神(いざなぎのかみ)
伊邪那美神(いざなみのかみ)
瓊々杵神(ににぎのかみ)
木花咲耶姫神(このはなさくやひめのかみ)天孫降臨の神様
交通安全
安産 子授け 母親の守護神
鵜葺草葺不合神(うがやふきあえずのかみ)
玉依姫神(たまよりひめのかみ)
相殿の神々
天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)
素戔嗚神(すさのおのかみ)
副祭の神
大村遠江守藤原直澄神
年間行事:ホームページを確認してください。
正確に言うと神社だけで1000社です
今日で 713社目と、714社目の
御朱印をいただきました。
残り 286社です。
長崎の御朱印が拝受できる神社
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長崎ご当地グルメ