九州御朱印巡り 福岡御朱印巡りで、 福岡県遠賀郡岡垣町に鎮座する高倉神社(たかくらじんじゃ)にお詣りをして御朱印を拝受して来ました。境内には たくさんの巨木があり、銅製毘沙門天立像がお迎えしてくれる神社さんです。今日で、533社目です。
鳥居
夕方16時を過ぎた時間 普段は この時間にはお詣りしないのですが、なぜか足を運びたくなり お詣りさせていただきました。いつものように 近くまではスムーズに行き 駐車場がわからず 少しだけウロウロ・・・前を走る車の後をついて行って 無事に到着しました。
手水舎
手水舎です。
大きな岩の手水鉢に 切れ目?を入れ お水が流れるようになっていました。
楼門
橋を渡り 楼門をくぐります。
狛犬
狛犬様です。
拝殿
拝殿です。夕方でしたが、参拝者は途切れることはありませんでした。
當社は國史所載の古社にして第十四代仲哀天皇八年正月己卯朔壬午、筑紫に行幸し給ひし時、縣主の祖熊鰐周防婆歴浦に参迎え、海路を導き山鹿岬より巡りて岡の浦に入らむとし給ふ。時に神異あり天皇勅して、挨抄者倭國田の人伊賀彦命を祝部としめ給ふ。神功皇后摂政二年五月午の日に、此の地に神祠を建て神田千町を似って定めらる。即ち大倉主命、夫羅媛ニ神の本宮なり。
古来武人の崇敬厚く年中三度の大祭には、在廰の官人をして祭儀を監察せしめられ、武家執政の後も検使を遣して祭儀を援けしめられき。天文五年九州探題大内義隆公社殿の造営ありしも、永禄二年大友宗麟の兵火にかゝり壮麗なりし社殿も貴重なる社宝と共に烏有に歸せしが、天正十五年國主小早川隆景公之を再建、慶長十八年黒田長政公梵鐘及び鳥居の献納あり。再来歴代の國主、神田・神山を寄進して、崇信の念殊に厚く、宝暦元年旧遠賀郡の惣社として定めらる。
明治五年十一月郷社に列せられ大正九年縣社に昇格す。現今の神殿・幣殿は明治九年田遠賀郡の造営によるものにして、古は神傳院、千光院、總智院、勝業院、正覚院の六坊あり又社家・五家・巫女四家ありしも、明治初年同時に廃せらる。
境内には御神木として杉楠松楓柳の五樹ありしが今は神功皇后御親裁と傳へられる綾杉と楠のみ残せり。
看板より
お守り授け所
御朱印は、拝殿のすぐ近くの御守授与所で いただけます。
御守
御守です。
御朱印
御朱印です。直書きで書いていただきました。写真撮影、ブログ掲載許可もいただきました。ありがとうございました。
御神木
御神木の綾杉明神祠由緒
この綾杉は神功皇后が三韓征伐より 無事凱旋されお礼まいりの際 御手植された杉であります。その時 サカサマにお植えになったので一名サカスギとも云い伝えられています。その時代から千六百年を経た杉ということになりますが、永禄二年今から四百余年前 有名な織田信長の桶狭間の戦いの前の年にあたりますが、当時の九州豊後の大石大友義鎮(宗麟)によって焼討ちにあい 拝殿宝物などすべて焼失しました。幸いに綾杉の一方の樹皮が生きのこり枝葉が出て現在のように成長しているのであります。
従って中は空洞になり 今でも焼けた幹が残っています(昭和四十五年不審火により再度炎上したものを平成十年に保護した状態です)
社殿改築の際 地ならしをしたので相当地に埋まっています。昭和三十八年に県の重要文化財に指定されました。もともと綾杉というのは 杉の種類で普通の杉の葉と違い刀形をして枝の内側にまきこんだ葉をつけています。
看板より
恋の木社
拝殿の近くにある恋の木社です。大きな五円玉があり そこをくぐると 縁結びのご利益があるそうです。
銅製毘沙門天立像
最初、天狗様かと思ったら 毘沙門天様でした。
高倉神社は、土産神の大倉主と莵夫羅姫の二神を祭り、以前は神宮司として多くの坊を有していたが 永禄二年(1559年)に大友宗麟の軍勢に焼かれ、その後 宗像氏、小早川氏、黒田氏等の力で復興された。
毘沙門天像は、高さ2.3メートルの立像で延徳三年(1491年)大江貞盛の鋳造にかかるもので 芦屋鋳造関係の貴重な資料である。
高倉の大楠は 境内にある五木の老大樹で、最大のものは胸高周囲11メートルもあり 深遠な社業をつくり 社記の古さを物語っている。
高倉神社の綾杉は、この神社の神木とされてきた杉の大木で、一度大友宗麟の兵火にあって 焼けたが残った樹幹の一部から枝が繁茂し現在に至っている。胸高周囲約6メートル、樹高17メートルに達する。
看板より
駐車場
駐車場です。この反対側にも 駐車場は あります。
神社情報
高倉神社(たかくらじんじゃ)
福岡県遠賀郡岡垣町高倉111
御祭神
大倉主命(おおくらぬしのみこと)
菟夫羅媛命(つぶらひめのみこと)
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
正確に言うと神社だけで1000社です
今日で 533社目の
御朱印をいただきました。
残り 467社です。
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