熊本御朱印巡りで、熊本県天草市諏訪町に鎮座する本渡諏訪神社(ほんどすわじんじゃ)にお詣りして、御朱印をいただいて来ました。熊本県天草の総鎮守で、商売繁盛、安産祈願などにご利益があり 人々の営みの守り神として篤く信仰されている神社さんです。今日で22社目です。
鳥居
駐車場が裏の方にあるので 裏の駐車場に止めて 表に行き お詣りします。鳥居です。
手水舎
入り口が 裏の駐車場側にもあるので そちらにも 鳥居と手水舎があります。こちらは正面の方の手水舎です。
コロナの影響で 水は止められていました。龍神様です。
社殿
社殿です。
由緒
鎌倉時代の文永11年(1274)、並びに弘安4年(1281)の二度に亘る「元寇」の折、本渡城主の天草大夫大蔵太子という女傑が水軍を率いて出陣し、諏訪大明神の御加護により 我が国未曾有の国難を神風をもって御守護いただき 輝かしい戦功をいただいた神恩に感謝し、2年後の弘安6年(1283)8月1日、天草氏領土内の総鎮守として信州諏訪の御本社より諏訪大明神の御分霊を奉じ 本砥郷山口の里に鎮祭したのが創祀です。
爾来、天草氏の氏神、郷中の総社として広く崇敬されましたが、寛永14年の「天草・島原の乱」で他の社寺と共に一揆勢の手による兵火にかかり、ことごとくの社殿神宝旧記を焼失しました。 乱の後、天草は天領となり、初代代官・鈴木重成公(本町 鈴木神社御祭神)が着任し、神社仏閣の復旧につとめ、人心の安定をはかりました。特に当神社の再建を急がせ、海岸浜宮の地(現在の中央銀天街)に新社殿を造営し、「天草・島原の乱」から6年後の寛永20年(1643)、これまでの本砥郷山口の里より御遷座となりました。
弘安6年(1283)から寛永20年(1643)までの360年間、第1次鎮座地であった天草市本渡町山口には、「諏訪神社旧趾」の記念碑があり、その御鎮座の由緒を伝えています。
第2次鎮座地である現在の天草市中央新町銀天街アーケード中心地には、寛永20年(1643)から大正4年(1915)までの272年間鎮座。この時、初代代官・鈴木重成公は天草・島原の乱後に荒廃した島の耕作の便宜をはかり、当神社の例大祭であった8月1日(現在では11月1日より7日)に七日間の「農具市」を開かせます。当時、島内には商店は少なく、この農具市が次第に「雑貨市」に広がり、島民は農具だけでなく、一年間の生活必需品の一切を買い求める「本渡の市」に年々発展致しました。
その後、明治初期には天草五郷社のひとつとして郷社に列格。大正4年(1915)に旧庄屋大谷家の屋敷跡であった現在地に御遷座となりました。大正6年(1917)に町山口諏訪神社から「本渡諏訪神社」に社名が変更され、昭和20年8月1日には、天草の代表神社・総鎮守として「県社」に昇格。
諏訪大神の御守護、御神徳が天草島の文化産業はじめとした繁栄の原動力となったことから今日に於いても人々の営みの守り神として篤く信仰されております。
社務所
社務所です。こちらで 書いていただけます。張り紙がしてあり この日は 書置きのみとなっていたのですが、神主さんが通りかかり 書いてくださいました。ありがとうございました。
御朱印
御朱印です。特徴がある書体です。
さざれ石
社殿の横にある さざれ石です。
恵比須神社
社殿の横にある 恵比須神社です。
由緒
江戸時代のいつの頃よりか本渡諏訪神社旧鎮座地(現在の中央新町銀天街アーケード中心地)に境内社ちして奉斉され、諏訪大明神とともに本渡市繁栄に基を開かれた。昭和39年春に当神社境内に遷られ、平成6年10月本渡町中央商店街大火災復興30周年、市制発足40周年を記念し氏子崇敬者の赤誠を結集して新社殿を建立。夏秋のゑびす祭は盛大で、商売繁盛・家内安全の守護神として愈々、尊崇の念は篤い。
境内内の看板より
御祭神
事代主大神(ことしろぬしのおおかみ)
例祭日 7月20日・11月20日
初ゑびす祭 正月20日
狛犬?か わかりませんが 石灯篭の上にいらっしゃいました。
境内は 広いので この案内図があって助かりました。
駐車場側にある 池?です。
神社情報
本渡諏訪神社(ほんどすわじんじゃ)
熊本県天草市諏訪町8−3
社務所 8:00~17:00
祈祷奉仕時間 8:30~16:30
御祭神
建御名方神(たけみなかたのかみ)
信州 諏訪大社の御祭神※大国主の御子神で、恵比須の弟神
八坂刀売神(やさかとめのかみ)健御名方神の妃神
八幡大神(やはたのおおかみ)第十五代天皇 応神天皇
例祭日 11月1日-7日 ※通称「本渡の市」
駐車場 あり(ほかの所と合同のためわかりにくかったです)
1000社目指して 御朱印巡りします。
正確に言うと 神社だけで 1000社です。
今日で 22社目の御朱印をいただきました。
残り 978社です。
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