九州御朱印巡り 今回は福岡御朱印巡りで、福岡県宗像市吉留に鎮座する八所宮(はっしょぐう)さんに、お詣りをして御朱印を拝受して来ました。自然の創造の神6柱と日本国の始祖2柱をお祀りし、縁結び、家庭円満、子安、交通安全にご利益がある神社です。今日で261社目です。
鳥居
お約束ではないですが、ナビで一度通り過ぎ 駐車場がわからず 近くの公園?らしき駐車場に停めて お詣りして来ました。鳥居です。
うまく表現できませんが、ここから 空気が全然 違いました。温度が下がり 爽やかな風が吹き始めました。
参道
少し 距離がある参道を進みます。この写真では 雰囲気が伝わるかどうか わかりませんが、現実離れしていて 時間の流れが違う感じです(わかるかな)
参道の階段を なんとか 上がり もう少しで 最後の鳥居のです。門柱?でいいのかわかりませんが、初めてみたような気がします。
途中 いくつかの鳥居をくぐり 社殿が見えて来ました。最後の鳥居です。
手水舎
手水舎です。手水鉢が大きく 竹からお清めの水が出るように感染対策がされていました。
狛犬
狛犬様です。
社殿
社殿です。しめ縄が好きな形でした。
由緒
八所の神は「西海守護の神」で神武天皇御東征の折、羅ヶ岳に姿を顕し赤馬に乗り人民を指揮して皇軍を先導されたと伝えられており、この事からこの地域一帯を「赤馬庄」(あかまのしょう)と言い、又吉き所に留り拾うたが故にこの地を「吉留」と言う。社殿は始め鶺鴒山の御手洗池の辺りに鎮座しましたが今を去る約千三百年前、人皇四十代、天武天皇の白鳳二年十二月御神託により、現在の地鶺鴒山頂に御遷座されました。八所の神は古より朝廷の御信奉も厚く、人皇二十代「安康天皇」は中臣利盛を勅使とし派遣され、奉幣の祭儀を執り行い拾い、其の際、松二本を植えて標とされた。人々はこれを「相生の松」、又は「安康の松」と称え其の一本松は最近迄旧社殿の地に残存し、県の文化財に指定されていましたが、昭和三十一年枯死し今は其の根株の一部(境内展示)が当時の面影を残しています。
五十代「垣武天皇」の朝臣、橘逸勢は遣唐使に随行の折り航路の安全を祈願し、又六十代「醍醐天皇」の延喜年間には、初代「宗像大宮司中納言清氏」も親しく参拝し、和歌「水上の 濁りなきとは今ぞ知る この池水の澄むうぃ見るかも」を奉納している。後に、小早川隆景筑前国主となるや太刀、幕、御饌田を奉納し神殿を改修したと伝えられている。その後、藩主黒田家に於いても偏額等を献納するなど尊崇の念が厚かったという。
現在神殿に掲ぐる「八所宮」の神額は小野道風の書(鳩文字)と伝えられている。又、豊臣秀吉が持ち去り安芸の厳島神社に奉納される大梵鐘(厳島神社に現存)は慶永五年の鋳造で、当時世の中は戦や疫病などで人々は疲弊しきっていました。このことを憂い、「八所の神」に一日も早く「平和な世の中」にとの祈願を込め、氏子十一ヶ村の人々が身を挺してまでも浄財を捻出しこれ(梵鐘)の費用に充て奉納したものです。銘に「西海道筑前州宗像郡赤間庄八所大明神神社頭の洪鐘也」とあるところから、氏子達は長年にわたり鐘の返還を切望し昭和五十九年に四百年ぶりに里帰りしていました。が平成二十五年、再び厳島神社に返還、その面影は写真(拝殿前、翼楼横に掲額)に留めるに至っております。
八所宮は古来神領も多く社職二十一家、吉留・武丸を始め石丸・藤原・上畑など「赤馬の庄十一ヶ村の総鎮守」の神社として人々の崇敬をうけてきました。「昭和九年懸社に御列格」。秋の大祭の「御神幸祭」には古式豊な「大名行列」の供奉など盛大な祭事が今も斎行されております。
パンフレットより
お守りお札授け所
御朱印は こちらのお守りお札授け所で書いていただきました。ちょうど 左側の社務所から神主さんが出てこられたので お願いしました。御朱印帳もあるみたいですが、聞くのを忘れて どういうものかは わかりません。また、お詣りした時には 聞いてみようと思います。
御朱印
御朱印です。左下の印が 特徴がありますね。
お清め砂
こちらにも お清めの砂がありましたが、こちらのお砂は 家に持ち帰り 庭、玄関に撒きお清めするお砂です。少しだけ いただき 子供の部屋の玄関とベランダに (子供にばれないように)撒きお清めしました。
現人神社
鳥居をくぐり 長い参道の途中にある 現人神社(あらひとじんじゃ)さんです。こちらもお詣りさせていただきました。
御祭神
神直日神(かみなおびのかみ)
大直日神(おおなおびのかみ)
ご利益 万病治癒(一定の作法がある)
由緒
伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)が黄泉の国から帰って禊祓いをしたとき、その禍(邪悪)を直そうとして化生したのが神直日神、大直日神、伊豆能売神の3神でした。このうち神直日神、大直日神2神は禍を直す神です。伊豆能売神の「伊豆」は「厳」で斎み清めることを意味します。
なお「直日」は日本書紀、「直毘」は古事記の表記です。八所宮の守護神であり「万病治癒・災疫解除の神」として、遠くからの参拝者も多くいます。けがれを落とす神様でもあるので、八所宮を参拝する前にぜひ現人神社も御参拝ください。
看板より
現人神社さんの拝殿には このような紙が貼ってあります。
病気治癒の祈願方法
一、信じて疑わないこと
一、病の箇所、たとえば、目、肩、腰、手、足、など悪いところを紙に「歳の数」だけ書いて拝殿のどこでも良いから貼ること
一、機会あるごとに参拝し病気の平癒を祈願すること
一、祈願するとき、神社の前の小石で悪いところをさすれば悪いところは日ごとに和らぐ
一、治ったら平癒のお礼参りをされたし
看板より
神社の隣に 弓道場があり、私がお詣りした時 数名の方が 参道の横の小道を車で上がって来ていました。最初 駐車場はこちらでいいのかなと 思いましたが、もしかたしたら 境内の中(社殿を正面に見て右側)にも停められるかもしれません。
神社情報
八所宮(はっしょぐう)
福岡県宗像市吉留3186
御祭神
泥土煮尊(ういじにのみこと)
砂土煮尊(すいじにのみこと)
大戸道尊(おおとのじのみこと)
大戸邊尊(おとのべのみこと)
面足尊(おもたるのみこと)
綾惶根尊(あやかしこねのみこと)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
正確に言うと神社だけで1000社です
今日で 261社目の
御朱印をいただきました。
残り 739社目です。
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