九州御朱印巡り 福岡御朱印巡りで、 福岡県京都郡みやこ町に鎮座する生立八幡宮(おいたつはちまんぐう)にお詣りをして御朱印を拝受して来ました。みやこ町犀川・豊津、行橋市の一部の氏神様として広く信仰を集めている神社さんです。今日で、520社目です。
鳥居
鳥居です。大きな門松がありました。
狛犬
狛犬様です。
境内には 池があり 橋を渡ってお詣りします。
手水舎
手水舎です。
拝殿
拝殿です。
ご由緒
生立八幡宮は養老7年(723)に創建され治暦3年(1067)に現在の所に移転。 旧県社で「犀川総鎮守」といわれ、旧藩政時代は「仲津郡大社」「一郡一社之宗廟」として、藩からの手厚い保護を受け、現在のみやこ町犀川・豊津、行橋市の一部の氏神様として広く信仰を集めていた。生立(於比多都=おいたつ)の名称の起源は、神功皇后が筑紫の地で応神天皇をお産みになり、翌春、大和の国に行かれる途中この地に立ち寄られ、ご幼少である応神天皇は霊石(現在大村区に現存)と神功皇后の御膝につかまり初めてお立ちになられた。これを皇后は非常に喜ばれ「わが御子すでに生い立つなり」と言われたので、その名がついたと伝わっている。
龍神様
龍神様です。
昔むかし、犀川の末江の妙見宮(大祖神社)が作られたとき竹田番匠(たけだばんしょう)という名大工を呼んで神社を作ってもらった。その番匠は見事な神社を作り、仕上げに本殿に立派な龍の彫刻を刻んで帰って行きました。ところがあるとき村で不思議なことが起こり始めました。それは、雨でもないのに夜になるとお宮の近くに黒い雲がでて、雷が鳴り響き、嵐のような風が吹き荒れ、お宮のそばの池に大波が立つのでした。それでも次の朝には晴れて何事もなかったことのようになるため、村人はそのうちにたいしたことはないと思うようになりました。
ところがある日の朝、村人の一人がお参りをしようとお宮にきてびっくり、雨もふっていないのに本殿が水びたしで、龍の彫刻からは雫が滴りおちていました。これは龍が池で夜中に暴れて不思議な事をおこしているのだと思いました。
これを村の人たちに話すと「それは困ったな。どうにかならんかな。そうだ生立のお宮の宮司さんに相談しよう。」ということになりました。
それを宮司さんに相談すると「わかりました。それではその龍の彫刻を生立のお宮で預かりましょう。だが、末江のお宮に龍の彫刻がないのもいけないだろうから、代わりに生立のお宮の龍の彫刻を持ち帰りなさい。」と言われ、末江の村人は喜んで持ち帰りました。
しかし、生立のお宮にきて、十日ぐらいした頃にまた龍が生立の池で暴れ始め、困った宮司は、神社に七昼夜籠もり御祈祷をし、鎖で龍を縛りました。すると龍はその日からぴったりと暴れることはなくなり、平穏を取り戻しました。 おしまい。
と言う約200年前から当宮に伝わるしばり龍の伝説でした。
御神木
御神木と右下に社務所があり 御朱印は 社務所でいただけます。(お正月のみ)
この大楠は、ここ生立八幡宮の社叢中最大の樹木で、神社第一の「ご神木」として長い歴史を誇ります。一説に樹齢約800年といい、町内でもトップクラスの長寿の古木です。それだけに、この木には次のような伝説や逸話が残されており、町を代表とする巨樹・古木にふさわしい情報に満ちています。
その一つはこの木の由来に関するもので、当宮の祭神でもある神功皇后が三韓出兵から凱旋の途中この地に立ち寄り、軍船に貼りついて皇后軍を守った蜷貝を自らこの楠に放し、木の守り神としたというものです。以来この木は神社第一の神木とされる一方、蜷貝は先の逸話と共に皇后自ら携えた霊験あたらかな貝として尊ばれ、とりわけ歯の痛みをとる「まじないの物実(神さまの力が宿る事物)」として大切にされるようになりました。
今ひとつは幕末の嘉永7(1854)年、小倉藩が大砲の台座としてこの木を切る事を要求した際、時の宮司や氏子らがこの木の霊験を必死に説き、ついに伐採をまぬがれたというもので、このときのいきさつの一部が当時の大庄屋の日記に残されています。
何れの話もこの木のもつ高い神秘性や人々の深い愛着を物語っており、私たちの祖先が大切に培ってきた「自然への畏敬・感謝の念」を示す事例として、本樹の自然遺産としての高い価値を裏付けています。
看板より
御守
御守です。
御朱印
御朱印です。書置きのみとのことで 書置きのものをお受けしました。直書きの御朱印を拝受したい時には 事前に連絡をすると 拝受できるそうです。(普段、神主さんは常駐されておらず、社務所も開いていません)写真撮影、ブログ掲載許可もいただきました。ありがとうございました。
夫婦杉ではないと思うのですが、(看板等見当たらず 確認できませんでした)寄り添うな感じが素敵だなと思い 写真を撮りました。
神社情報
生立八幡宮(おいたつはちまんぐう)
福岡県京都郡みやこ町犀川生立7
御祭神
応神天皇(おうじんてんのう)
神功皇后(じんぐうこうごう)
比売大神(ひめおおかみ)
年間祭事
1月 1日 午前 0時 歳 旦 祭
2月 3日 午前 8時 節 分 祭
2月 3日 午後 2時 古札焼納祭
3月 5日 午前11時 祈 年 祭
5月 土曜日 午後 3時 神 幸 祭
5月第2日耀日 午後 3時 神 幸 祭
9月 1日 午前11時 例 祭
11月15日 午前 9時 七 五 三 祭
11月23日 午前11時 新 嘗 祭
12月31日 午後11時 除 夜 祭
駐車場:鳥居の横に停められます。
正確に言うと神社だけで1000社です
今日で 520社目の
御朱印をいただきました。
残り 480社です。
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