九州御朱印巡り 今回は福岡御朱印巡りで、福岡県福岡市中央区に鎮座する鳥飼八幡宮(とりかいはちまんぐう)さんに、お詣りをして御朱印を拝受して来ました。福岡でも指折りの古社であり、縁結び、願い事成就のご利益があり、たくさんの種類のハイカラなオリジナルの御朱印帳がある神社です。今日で268社目です。
鳥居
ナビで ちょっとだけ迷いながらも 到着。まず 桜の美しさに目を奪われ しばらくぼ~っと桜を眺めていました。桜で鳥居が 見えにくいですが、石造りのどっしりとした鳥居があります。
楼門
鳥居をくぐり 参道を進むと 楼門があります。
楼門の中にこちらの 狛犬様?(で、いいのでしょうか?)が いらっしゃいます。色が違う狛犬様です。高い位置にあり お顔がはっきりとは見えなかったのですが、凛々しい顔立ちのようでした。
で、狛犬様の隣にこちらの方々がいらっしゃいました。今まで楼門をいくつか見て来ましたが、楼門の中に仁王像様や、狛犬様、随身様がいらっしゃったことはありましたが、初めて、狛犬様と随身様の 両方いる楼門は 初めてみました。
手水舎
手水舎です。
狛犬
狛犬様です。くるくるのたてがみと、ぽよんとした しっぽが素敵です。
社殿
社殿です。
由緒
神皇天皇が森羅より凱旋し姪浜に上陸され、夜になって鳥飼村平山というところにお着きになられました。この時、その村長はじめ鳥飼氏一同が夕の御膳を差し上げたところ、皇后はたいへんお喜びになり体内の皇子(後の応神天皇)の将来を御祝いして、近臣等に自らお酒を勧め、この地にお泊りになられました。後に村長になった人物の子孫が神功皇后ゆかりの地に社殿を建てて「若八幡」と名付けて祀ったのが鳥飼八幡宮の発祥と伝えられています。
神社は代々鳥飼氏が奉祀していましたが中世以降、戦乱の時代になると香椎宮大宮司の武内氏の支族を招いて社職を司らせました。
その後慶長5年(1600年)の関ケ原の戦いでの軍功により黒田長政公が筑前の国主となり福岡城を築き、慶長13年(1608年)に鳥飼村八幡宮御社地に長政公の別邸を建てることになり、鳥飼浜松林の中(現在の鎮座地)に仮宮を建てて平山式部丞重道が八幡宮を遷し祀りました。
その後寛永2年(1625年)とり氏氏子により新たに神殿を建立し、正遷宮を行いました。この拝殿は重道が自力で建立し、古宮付近の土地を「茶屋の内」または「茶屋の山」と呼ぶようになりました。鳥飼村の氏子たちは祭典が途絶えてしまっていたことを嘆き、寛永18年(1641年)から再びさまざまな祭典を行うようになり、これは今日でも途絶える事なく続けられている「宮座献鐉祭」といわれています。
鳥飼八幡宮に御供を祀ため、古くからの習わしに従い藁に包みに入れ精進潔斎をしえ供進するのですが、その通路にあたら鳥飼~八幡宮に至る間の道は「御供道(ごくみち)」と呼ばれました。現在の鳥飼三丁目埴安神社横より西町公園に至る小道がそれにあたります。
明治35年には、旧社地に福岡女子師範学校が建設される事になり、大正12年5月に有志が「神功皇后御駐輦の跡」と記した石造の記念碑を建てました。こちらは現在の福岡市立南当仁小学校西側県営住宅のなかにあります。
社務所
楼門をくぐり すぐ左側に社務所があります。こちらで 御朱印は書いていただけました。
オリジナル御朱印帳
たくさんの種類のオリジナルの御朱印帳がありました。図柄?デザインがとても 個性的で素敵な御朱印帳がありました。
7,8種類ありました。常時 これだけの種類があるのか、詳細を聞くのを忘れてわかりませんが、独創的な御朱印帳でした。欲しかったけど 1冊拝受したばかりだったので 今回は断念しました。
御朱印
御朱印です。直書きで書いていただきました。
お守り
いろいろな種類のお守りもありました。
ご縁むすび
お神さまと私と、願いごと。ぎゅつぎゅつと、結びませう。
強く願いごとを、思い浮かべながら、
1本を境内のご神木(下の写真)に、
1本をご自身の持ち物や部屋に
「ご縁むすび」の紐を、結びつけると
お神さまと皆様と「ご縁」が結ばれ
良い結果に恵まれると言われています。
【色の意味】
ご縁むすびの紐は十色あります。
色には意味や効能があると言われています。
ご参考にしてください。
純白 : 純粋・無垢・素直・ひかり
深紅 : 情熱・積極性・革新性・愛情
紅朱 : 幸福・温もり・希望。粘り
本紫 : 崇高・神秘・洗練・上品
桃色 : 理想・献身・感謝・尊厳
浅葱 : 開放・変化・変身・繊細
黄色 : 知性・好奇心・洞察力・決断
萌黄 : 調和・安全・生命・良心
山吹 : 成功・知恵・尊厳・最善
黄金 : 自信・満足・豊かさ・意欲
張り紙より
御神木(息吹:いぶき)の大銀杏
鳥居をくぐり 楼門までの参道の途中にある 御神木です。
息吹(いぶき)の大銀杏
参道の大銀杏は大東亜戦争で焼夷弾の直撃をうけ炎上し、真っ黒に焼け焦げました。数年後、黒焦げの枝から新芽が息吹き、生命力をみなぎらせました。根が大きく隆起し、参道を黄色に染めるほどです。いつしか、この大銀杏に願うと、生命力に溢れ身も心も美しく蘇る、と篤く信仰されるようになりました。注連縄に、縁結びの「ご縁むすび」の紐を結ぶと、願い事がかなうといわれています。
看板より
駐車場
駐車場は 社殿の裏の方にあります。
神社情報
鳥飼八幡宮(とりかいはちまんぐう)
福岡県福岡市中央区今川2丁目1-17
御祭神
中殿: 応神天皇(おうじんてんのう) 文化の神・厄除けの神
左殿: 神功皇后(じんぐうこうごう) 子安の神
右殿: 玉依姫尊(たまよりひめのみこと) 縁むすびの神
讃岐金刀比羅宮 合祀
御祭神
大物主大神(おおものぬしのおおかみ) 航海・交通安全の神
崇徳天皇(すとくてんのう)
徳島岩吉(以西底引き網漁業で活躍。 戦後、徳島水産(現、株式会社トクスイコーポレーション)を興し、多角経営に積極進出。)が宮司と相談し、鳥飼八幡宮本殿に海上安全の神、讃岐金刀比羅宮を合祀したといわれております。
正確に言うと神社だけで1000社です
今日で 268社目の
御朱印をいただきました。
残り 732社目です。
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