九州御朱印巡り 今回は鹿児島御朱印巡りで、鹿児島県南さつま市加世田武田に鎮座する竹田神社（たけだじんじゃ）にお詣りして、御朱印を拝受して来ました。毎年７月には夏祭り（六月灯）が開催され士踊り（さむらいおどり）や、からくり人形が奉納され 多くの人で賑わっている神社です。今日で１０７社目です。
鳥居
南さつま市から 枕崎方面に向かう 国道沿いにあります。１つ目の鳥居は 国道を挟んだところに立っています。社殿と反対側から 写真を撮っています。
手水舎
こちらの竹田神社には 拝殿を正面に見て 両側に手水舎があります。
手水舎です。丸い形の手水鉢です。同じ形の手水舎が反対側にもあります。
拝殿
拝殿です。この写真でわかると思うのですが、４面全部 ガラス張りです。ガラス張りの拝殿は 初めてです。
奥の方にあるのが 本殿です。
由緒
創建明治二年十二月。島津中興の祖、従三位島津忠良公（日新公）の神霊を祭祀する。上古は保泉寺（薩州家国久の開基）と称する寺院であったが、永禄七年日新菩薩即ち忠良公の影像を安置したので日新寺と改称され、更に明治二年十二月廃寺の際土地建物等そのまますえ置いて竹田神社と改号。続いて明治六年島津家及び日新寺信徒が協力一致して社殿を造営した。大正五年社殿全面改築。旧加世田郷中は勿論、近郷並びに県内一般の崇敬が篤い。従来郷社であったが、昭和三年六月十七日県社に列せられた。平成四年は忠良公生誕五百年にあたり、記念祭典や各種奉納芸能（流鏑馬・神舞・太鼓踊・中島常楽院妙音十二楽等）を盛大に行った。
社務所
社務所です。こちらで 御朱印は書いていただけます。
御朱印
躍動感がある 御朱印です。
境内
境内は、とても広いです。
大きなクスノキ（違ったらすみません）が 数多くあり、壮観です。
竹田神社
当社の御祭神は、薩摩藩中興の英主 島津日新公（じっしんこう）（忠良ただよし）です。
日新公は、室町時代・明応元年（１４９２）伊作亀丸城で誕生され、のち伊作島津家第１０代城主になれました。当時は、戦国の世で南九州でも戦乱が打ち続いていましたが、日新公は島津宗家から請われて 三州統一の大事業に当たられました。
晩年は 加世田に居住され、善政をしき 住民の父と慕われつつ、永禄１１年（１５６８）７７歳で亡くなられました。日新公「いろは歌」は、公が日頃人間の正しい生き方について説いてきた教えを５４歳のとき４７首にまとめられたものです。
この歌は後世に伝えられ鹿児島の教育の大きな柱となりました。
この境内にあった保泉寺（ほせんじ）（文明１７年（１４８５）建立）は、公の死後日新寺と改名。廃物希釈により廃寺、明治６年（１８７３）その跡に建てられたのが当社であります。
毎年７月２３日の夏祭りには、日新公ゆかりの侍踊り（稚児踊り・二歳踊り）（県指定無形民俗文化財）や、昔ながらのからくり人形（国選無形民俗文化財）、太鼓踊り、棒踊り等が奉納され終日にぎわっています。
境内にうっそうとそびえている楠は、遠く保泉寺のいにしえからあるもので樹齢６００年といわれています。また、左手いぬまき並木の道を尋ねますとその奥に 日新公のお墓があります。
平成１５年（２００３）７月吉日 竹田神社社務所
看板より
トイレ
駐車場に端に トイレはあります。
駐車場
駐車場です。こちらは 神社に近い方の駐車場です。他にもあります。
この駐車場の奥の方に いろは歌を彫り込んだ石碑が並ぶ いにしへの道があり その道の先には 日新公のお墓があるそうです。竹田神社には 何度もお詣りしているのですが、いにしえの道には行ったことがないので お墓参りに行かせてもらいたいと思います。
神社情報
竹田神社（たけだじんじゃ）
鹿児島県南さつま市加世田武田１７９３２
御祭神
日新偉霊彦命（ヒワカクシタマヒコノミコト）
例祭日 １０月２３日
１０００社目指して御朱印巡りします。
正確に言うと神社だけで１０００社です
今日で １０７社目御朱印をいただきました。
残り ８９３社です。
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