九州御朱印巡り 佐賀御朱印巡りで、佐賀県唐津市に鎮座する田島神社( たしまじんじゃ )にお詣りをして御朱印を拝受して来ました。港に面した高台に鎮座され、末社の佐与姫社は、大伴狭手彦の妻佐与姫を祀り縁結びの神とされている神社さんです。今日で、624社目です。
鳥居
少し離れたところに 一の鳥居はあります。
手水舎
手水舎です。龍神様もいらっしゃいました。
頼光鳥居(らいこうとりい)
頼光鳥居
この鳥居は肥前鳥居として 佐賀県最古のもので、今より約一千年前(円融天皇、天元三年)大江山の鬼退治で有名な源頼光が肥前守として都より下向の際に寄進したものである。田島宮の文字は参議藤原佐里卿の筆である。その後 風波の為に崩れ上松浦党領袖 波多氏鳥居を 修造して今日に至る。
看板より
狛犬
狛犬様です。身体の模様が特徴的です。
拝殿
拝殿です。
由緒
当社の鎮座は悠遠の昔で、早くより朝廷の尊信あつく、奈良朝の天平10年、大伴古麿に詔命があり田島大明神と贈らせ給い、大同元年の牒に神封16戸を充てられ、正四位上に列せられ、元暦2年3月正一位に累進し、延喜の制では肥前国唯一の名神大社に列せられた。豊臣秀吉韓国遠征のため、名護屋在陣のとき、姫嶋の内百石の朱印状を寄進したと伝えられ中世以降は武門の尊崇を受け、歴代の唐津城主の祈願所となった。明治4年国幣中社に列せられ、毎年勅使を派遣された。末社の佐与姫社は、大伴狭手彦の妻佐与姫を祀り縁結びの神とされ、本社はもっぱら交通安全・大漁祈願の神として信仰を受けている。(神社本庁別表神社)
社務所
社務所です。事前に連絡したら まだ、いらっしゃるとのことで 急いで向かいました。
お守り
お守りです。
御朱印
御朱印です。直書きでいただきました。写真撮影、ブログ掲載許可もいただきました。ありがとうございました。御朱印をお受けされる時は 不在の時もあるとのことで、事前に確認された方がいいとのことです。
佐與姫神社(末社)
佐與姫神社
松浦佐與姫を祭るこの神社は、宣化天皇二年十月、大伴狭手彦は勅命により、任那を援護することになり、京の都を発し、松浦国篠原の里に滞在した。篠原村長者の娘 佐與姫は心優しく狭手彦と相思の仲となった。いよいよ出航の時、別れを惜しみ後を慕い、領布振山(ひれふりやま)(鏡山)に登り 遥に船影を望んだ、更に松浦川を渡り沖合遠く走る帆影は小さく雲間に没して見えなくなった。
姫の悲嘆はますます募り、田島神社の神前に詣でて夫の安泰を祈念しながらも泣き続け息絶えて神石となられた。俗に言う望夫石である。これをお祀りしたのが当社である。
豊臣秀吉より文禄二年百石の御朱印以来、徳川将軍家に引継がれた。その後佐與姫の想いがかない、狭手彦は無事帰国した。以後唐津城主の姫君などがお忍びで再三参拝され、良縁の御守を持ち帰られた。
以来縁結びの守神として信仰厚く、男女の参拝は習俗となって現在も続いている。
看板より
楼門
楼門です。
楼門からの港の景色です。
駐車場
展望台の駐車場があり 停めさせていただきました。
神社情報
田島神社( たしまじんじゃ )
佐賀県唐津市呼子町加部島3965−1
御祭神
多紀理毘売命(たきりびめ)
市杵島比売命(いちきしまひめ)
多岐津比売命(たぎつひめ)
大山祇神(おおやまつみのかみ)
稚武王命(わかたけおうのみこと)
例祭日:9月16日
正確に言うと神社だけで1000社です
今日で 624社目の
御朱印をいただきました。
残り 376社です。
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