福岡御朱印巡りで、 福岡県糸島市に鎮座する二上山眞光院(にじょうざん・しんこういん)にお詣りをして御朱印を拝受して来ました。どんな人でも救ってくださるという大慈悲の仏様をお祀りしているお寺さんです。今日で102ヶ寺目です。
山門
山門です。
手水舎
手水舎です。
本堂
本堂です。
お寺の紹介
糸島市は、金印伝説で知られる「魏志倭人伝」に記された、伊都国に属し、当寺は 二丈岳(伝、二上山)登山口の一つに位置します。更に当寺周辺(旧糸島郡二丈町)は古 より神仏習合の地として、又、密教興隆の聖地とされていました。
眞光院は、大正年間、福岡県篠栗に開創、後に福岡市簀子町に移り、さらに平成元 年、仏様の導きとこの地へのご縁により当所へ寺院建立致しました。
この眞光院移築に際し、「因縁転化の道場」として大随求菩薩を御本尊にお迎え致 しました。大随求菩薩尊は「いかなる極悪重罪の人をも救い、いかなる願いをも叶え る」とされており、どんな人でも救ってくださるという大慈悲の仏様です。随求さん にお願いすると願い事が叶う、と熱心な参拝者も多くお見えになります。
また、当山鎮守の尊として清瀧大権現をお祀りしております。清瀧権現様は、「因 縁転化秘法」の主尊でもあり所願成就のため力を発揮してくださいます。また諸堂宇 には倶利伽羅不動明王、お綱大明神を奉安しております。
境内からは姫島が海を隔てて正面に見え、夕日が島々を赤く染め海に沈みゆく様は まさに極楽浄土の世界です。また背後の二丈岳からの清水(伏流水)が境内を潤しています。
寺務所
御朱印は、こちらの寺務所から入り 本堂内でいただきました。
御朱印
御朱印です。直書きでお受けしました。ありがとうございました。
お綱大明神
由来
仰世に名高いお綱大明神と申すは、黒田城主二代目忠之公の近侍・明石四郎左ェ門の妻でありましたが、忠之公は自己の妾を妻子ある四郎左ェ門へ下げ渡し、正妻のお綱様は箱崎の下屋敷へ子供を連れて別居させ、始めは仕送りもしていたが日を追うにつれてそれも絶たれた。
時は寛永七年三月三日、一般の家庭では雛祭りの最中、今日の貧しき生活の有様を見かねた下僕善作がその前日、城内に行き主人に窮状を嘆願せるも何一つ受け入れられず城外に投げ出されその非情さに無念の涙で帰る途中、奥様に申し訳ないと黒田家の菩提所である崇福寺の境内に於いて自害。
その報せを聞かれたお綱様は、世の無情を感じて狂気の如くなり二人の子供を道連れに刺殺した後、身は白装束に包み、薙刀小脇に博多の裏通りから城内に忍び込み妾を刺殺。
夫を探す内、門番役肥後の浪人・彦五郎に片腕を切り落とされ、門前まで来て精根盡き無念の最後を遂げられ亡霊となって、夫・四郎左ェ門を狂死させた事蹟は今の世まで地元郷土人の語り草として伝わり、後にその屋敷跡に小祠堂を建立し、お綱大明神として祭祀され慰霊の供養祭が行われていたが、福岡大空襲により被災。
戦後、縁あって当院に於いてお綱大明神を護持し祭神の恵みを後の世に伝承すべく月並祭(三日)、施餓鬼会大祭(八月)を厳修。今も尚家庭円満を願い、幸福を立願して遠近より御参詣なされております。
看板より
観音様
観音様です。
駐車場
広い駐車場があります。
寺社情報
二上山眞光院(にじょうざん・しんこういん)
福岡県糸島市二丈福井395-1
ご本尊: 大随求菩薩
行事
毎月三日(護摩祈願)・二十一日(開運先祖供養)
1月5日~11日 寒行特別護摩祈祷会
2月3日 節分会(星祭)
春分の日 春彼岸供養会(大念珠繰り)
4月3日 お綱大明神供養会
7月第3日曜日 清瀧祭(水祭り)
8月第3日曜日 施餓鬼会大祭(火祭り)
秋分の日 秋彼岸供養会(大念珠繰り)
1000ヶ寺目指して 御朱印巡りします。
正確に言うと 寺社だけで 1000ヶ寺です。
今日で 102ヶ寺目の御朱印をいただきました。
残り 898ヶ寺です。
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