九州御朱印巡り 熊本御朱印巡りで、 熊本県球磨郡あさぎり町に鎮座する深田阿蘇神社(ふかだあそじんじゃ)にお詣りをして御朱印を拝受して来ました。当時の人吉球磨地域の神社建築の様子を伺うことができる神社さんです。今日で、539社目です。
鳥居
こちらの深田阿蘇神社さんも、道がわからず 数回お詣りをした神社さんで、今回 やっと いただくことができました。
通りからは、上の方に鳥居はあり、わかりずらいと思います(私だけ・・・(T-T)
手水舎
手水舎です。全て 石で作られている 可愛いサイズの手水舎です。なぜか すごく気に入ってしまい しばらく 眺めていました。
狛犬
狛犬様です。二頭身が たまりません。
拝殿
拝殿です。
深田阿蘇神社本殿(町指定)
深田阿蘇神社の正確な創建時期は不明ですが、現存している最も古い記録である「球磨郡神社記」には 「永禄年中改造」とあることから、一五五八年から一五七〇年の間に建て替えられていることが分かります。深田阿蘇神社は阿蘇市の阿蘇神社より祭神の勧請を受けた分社であり、日本の初代天皇である神武天皇の孫神で阿蘇を開拓したという健磐龍命をはじめとする家族神十二神を祭神としています。
また、東大王の平河盛高夫婦とその子の三所霊と西大王の高田氏夫婦の霊を合祀しています。古代豪族であった平河氏は、鎌倉時代初期には球磨郡内の所々に領地を所有しており、深田地頭であったのが平河盛高でした。しかし、相良家初代長頼が権力を増大させていくなかで、盛高を含む平河氏は討たれてしまいました。
その後、相良長頼は平河氏の鎮魂のために、平河氏が治めていた各地に霊柱を建立し、平河盛高と妻子の霊も東大王として祀られました。
深田阿蘇神社の本殿は、神社拝殿の後方にある覆屋のなかにあり 三間社、見世棚造、板茅で建てられています。その造りのなかで、特徴的なものとして、向拝柱が挙げられます。向拝柱は、頭貫で固め、動物の頭部になりかけの形状をした頭貫鼻を付けています。
本殿の内部には、棟札が残されており、そこには「延宝三年(1675)に大風のため大杉が社殿に倒れてきたため石造りの神殿を再建したこと」「明和九年(1772)年に現在の本殿の姿である神殿上屋根流れ小板茅きで再建されたこと」が記されています。
このように、建立年代が確かであり、当時の人吉球磨地域の神社建築の様子を伺うことができるという点が高く評価され、深田阿蘇神社本殿は平成三十一年三月三十一日付けてあさぎり町指定有形文化財(建造物)に指定されました。
看板より
相良氏は、人吉球磨支配の過程において、在地豪族の平河氏を滅ぼした。平河氏のうち成高(義高の長男)の霊を鎮めるために、相良氏が建立した神社。現在は、深田阿蘇神社に合祀されている。
お賽銭は、賽銭箱がなく 扉の隙間から 入れるようになってます。
社務所
御朱印は 鳥居の横にある 社務所でいただけます。
御朱印
御朱印です。祭事の前ということで お忙しい中 書置きでいただきました。時間がある時には 直書きで書いていただけるとのことです。社務所にいらっしゃらない時には、連絡したら 何もなければ、来てくださるとのことでした。写真撮影、ブログ掲載許可もいただきました。ありがとうございました。
駐車場
境内の横に 停められます。が、ナビで来るとちょっと 入口がわかりにくいかも・・・お向かいにお寺さんがあり、細い路地を入った所に あります。
神社情報
深田阿蘇神社(ふかだあそじんじゃ)
熊本県球磨郡あさぎり町深田東
正確に言うと神社だけで1000社です
今日で 539社目の
御朱印をいただきました。
残り 461社です。
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