鹿児島御朱印巡りで、鹿児島県鹿児島市照国町に鎮座する照國神社(てるくにじんじゃ)さんでお詣りをして御朱印を拝受して来ました。南九州最大の繁華街 天文館のすぐ近くにあり 白くて大きな19.8メートルの鳥居は 目を引きます。今日で162社目です。
鳥居
19.8メートルもある 大きな鳥居です。天文館の近くにあり、昭和4年に昭和3年の御大典を記念して建てられたそうです。天文館の近くなので 地元の方はもちろん、観光客の方々など参拝する人で いつも賑わっています。
手水舎
手水舎です。
丸に十の字の 島津家の家紋です。花手水になっていて、竹の中から お水が出るようになっていました。
手水の作法
コロナ対策で 多くの手水舎の柄杓がなくなっていて ずっと どういう風にするのが いいのか 気になっていました。両手で受けて 口をすすぎ、最後に両手を清めればいいそうです。
拝殿
拝殿です。
由緒
御祭神の島津斉彬公は、文化六年御出生、嘉永四年四十三歳で襲封され、安政五年薨去されるまで僅か七年間の治世であったが、その間の御事蹟は藩内のみならず日本国にとっても多大なものを残された。生前の御遺徳を慕い崇敬の念を寄せる万民の願いにより神社設立の運動が起こり、文久二年鶴丸城の西域である南泉院の郭内に社地を選定し、同三年五月十一日勅命により照國大明神の神号を授けられ一社を創建した。翌元治元年社殿竣工、照國大明神と称し、明治六年県社に、同十五年別格官幣社に列格し、同三十四年に正一位を賜り、今日では鹿児島市の氏神様として、多くの人々に崇敬されている。
なお平成六年は御鎮座百三十年にあたり、幣殿の拡張をはじめとする整備事業を行い、十二月十九日に記念大祭を斎行。
御祈願受付
御朱印は こちらの御祈願受付で いただけます。コロナで 書置き対応となっています。
御朱印
私が 最初にいただいた 御朱印です。
限定御朱印
2020年12月1日から 2020年12月31日限定で 領布されている 幸先詣の限定の御朱印です。書体が違う 珍しい御朱印です。
オリジナルの御朱印帳もあります。紫色で 大きいサイズの御朱印帳です。写真を撮り忘れました。
お札・お守り授所
お札、お守り、おみくじなどは こちらで 拝受できます。おみくじは すごくたくさんの種類があります。右側の方には 熊手、破魔矢、絵馬もあります。
9:00~16:30が 受付時間です。
社務所
社務所です。
休憩所
立派な 休憩所もあります。
駐車場入り口
駐車場が わかりにくいので 入口の写真を撮ってみました。鳥居をくぐり すぐ左に曲がったところが入口です。
広いですが、参拝者に駐車場は 決まっています。
広いので 止めやすいと思います。ただ、お正月は すごい人で 止められないと思います。
オッのコンボ
2月の始めに 新春縁起初市があります。そちらで 写真の 「オッのコンボ」様が購入できます。
オッのコンボ様 とは一言で ひとことで 言えば「 起き上がり小法師 」のことです。
台所の神様という認識で台所に祀る 神様です。
昔は 数社 作っている所があったようですが、現在は 鮫島工芸社さんと言う会社だけで作っているそうです。全て 手作りで よ~く見るとわかると 思いますが顔が一つ一つ違います。
そして 面白いのが 家族の人数より1つ多く 購入し 大黒様と一緒に飾ります。1年間 台所にお祀りして神社などで お炊き上げしてもらいます。(うちは 子供と2人なので 3つと大黒様です)
鹿児島では 縁起物とされているのでお土産などにも 喜ばれると思います。
幸先詣
今年は 幸先詣(さいさきもうで)ということで 混雑を避け 一足お先に幸のおすそ分けをさせていただきました。
神社情報
照國神社(てるくにじんじゃ)
鹿児島県鹿児島市照国町19-35
御祭神
照國大明神(テルクニダイミョウジン)
例祭日 10月28日
1000社目指して御朱印巡りします。
正確に言うと神社だけで1000社です
今日で 162社目の
御朱印をいただきました。
残り 838社です。
鹿児島の御朱印が拝受できる神社
鹿児島の御朱印が拝受できる寺社
鹿児島ご当地グルメ
再訪
2021年2月1日限定の御朱印です。
節分祭限定の御朱印です。鬼滅の刃に出てきた 書体を使った限定の御朱印です。
立春限定の御朱印です。運気が上がりそうな御朱印です。
2021年2月3日まで 領布されています。
2021年度秋季例祭の特別御朱印です。桜島の図柄が素敵です。
照国神社例祭(ほぜ祭)について
例祭は御祭神に特に縁の深い日に行われる最も重要なお祭りで、当神社の御祭神島津斉彬公が文化6年(1809)9月28日(陰暦)に 江戸の芝藩邸で御生誕された日に因み、月遅れの10月28日(新暦)に毎年斎行致しております。
また、「ほぜ」とは豊饒のことで、秋の実りの五穀豊穣を祝う祭りがその起源であります。
例祭では、神饌(米をはじめ季節の作物)を、お供えし、神社本庁幣及び氏子幣(初穂料)と氏子名簿を御神前にお供えして御神前に奉告致しております。更には、「豊栄の舞」奉舞などもあり、御祭神にお慶びいただけるよう毎年厳粛裡に祭典をご奉仕致しております。
パンフレットより
2021年12月再訪
2021年の幸先詣の御朱印です。
國宗は 島津家に伝来し、昭和2年6月、島津家三十代当主島津忠重公が島津家初代忠久公の七百年祭に、照国神社に奉納したものです。この太刀は、戦前に重要文化財(旧国宝)に指定され、戦後GHQによって接収、アメリカに渡り、一時行方を失っていましたが、アメリカ人愛刀家ウォルター・コンプトン氏の入手する所となり、昭和三十八年日本に返還されました。
その後、太刀は東京国立博物館に保管されていました。昭和三十九年に国宝に指定され、現在は鹿児島県歴史資料センター黎明館に保管され、年二回特別展示されています。
國宗は備前国の刀工で、同国の一文字派や長船派と系統を異にする直宗派です、同銘が二代ないし三代にわたっているので、その作刀期間は鎌倉中期から末期にかかっています。初代國宗は備前三郎と称し、後に京の栗田口派の刀工國綱と共に鎌倉幕府に召されて鎌倉鍛冶の開拓者の一人となりましたが、その作風は備前伝に終始して得意の華やかな丁子刃を焼いたものです。この太刀は身幅広く、腰反り高い踏張りのある堂々とした姿に、鎌倉時代中期の特色があります。
パンフレットより
刀と言えば、実家のじーちゃんの今は無い神社の御神体が 刀だったはず・・・あの刀は どこにあるのでしょう?