九州御朱印巡り 今回は鹿児島御朱印巡りで、鹿児島県鹿児島市にある相国寺派 南洲寺(しょうこくじは・なんしゅうじ)さんに出かけてお詣りして来ました。臨済宗相国寺派の坐禅会があるお寺さんです。今日で19ヶ寺目です。
仁王像
門のところにいらっしゃる 仁王像様です。迫力があり、存在感もすごいです。前を通るたびに気になっていました。なかなかタイミングが合わず やっと お詣りすることができました。
本堂
本堂です。
鹿児島県鹿児島市南林寺町にある臨済宗相国寺派の寺。1876年(明治9年)10月、相国寺の管長・荻野独園により大本山相国寺仮出張布教所として設立。明治11年11月、旧南林寺の一角に移転後、相国寺鹿児島別院として建立。1907年(明治40年)、すでに亡くなっている南洲翁(西郷隆盛)を勧請開基とし南洲寺と改名。
許可をいただいたのですが、本堂の入り口に鍵がかかっていて 中に入ることはできず・・・
外から お詣りをさせていただきました。
不動明王像
本堂入口近くにある 不動明王様です。
南洲寺の不動明王像は、もと上伊敷村(現鹿児島市伊敷)の不動堂に安置されていましたが、明治36(1903)年頃に南洲寺に迎えられたものです。
現在は全身黒色を呈していますが、造られた当初は、体全体に鮮やかな彩色が施されていました。とくに裙の一部には、かつての彩色や宝相華文とよばれる華麗な文様の痕跡を見ることが出来ます。弾力が感じられるふくよかな肉体や浅く整えられた衣文に平安時代後期(12世紀)のい仏像の特徴がよく表されています。その秀麗な姿や出来映えから、一流の仏師によって京都もしくはその周辺(近畿地方)で制作され、後の時代に鹿児島に迎えられたと考えられます。
これまでも、幾度か修理されていますが、最後に修理されたのは昭和3(1928)年のことでした。それから80年が経過し、再び表面彩色の浮きや剥落、部材の矧ぎ目の緩みが目立ってきていました。光背の立ちが悪く、火焔の一部も外れていました。
そこでこのたび、南洲寺檀家の皆様のお力添えと、財団法人住友財団による2007年度文化財維持・修復事業助成を得ることができ、県・市教育委員会のご指導をいただきながら、平成20(2008)年、九州国立博物館の文化財修復施設において財団法人美術院が解体修理を実施し、このような美しい姿を取り戻すことができました。
鹿児島県は明治初年に激しい廃仏毀釈が展開されましたが、幸い、南洲寺の不動明王立像はその難を免れて今日に伝わりました。現存する県内最古の木彫像のひとつとして、まことに貴重です。鹿児島県に限らず南九州のかけがえのない歴史遺産として、わたしたちが後世に継承してゆかなければなりません。
看板より
寺務所
こちらで 御朱印は拝受しました。書置きのみの対応とのことでした。
御朱印
御朱印です。
境内内には たくさんの石像があります。檀家さんと 少しお話しさせていただきました。楽しかったです。
駐車場
境内内に停められます。鹿児島市内の中心地にあり 駐車場があるのは ありがたいですね。
お寺情報
相国寺派 南洲寺(しょうこくじは・なんしゅうじ)
鹿児島県鹿児島市南林寺町23-22
宗旨 臨済宗
宗派 相国寺派
1000ヶ寺目指して 御朱印巡りします。
正確に言うと 寺社だけで 1000ヶ寺です。
今日で 19ヶ寺目の御朱印をいただきました。
残り 981ヶ寺です。
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