新開大神宮【熊本】調査研究のため三島由紀夫さんもお詣りしたそうです。

新開大神宮(熊本)御朱印熊本県の神社御朱印
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九州御朱印巡り 熊本御朱印巡りで、熊本県熊本市南区に鎮座する新開大神宮(しんかいだいじんぐう)に、お詣りをして御朱印を拝受して来ました。みそぎの井戸や、三島さんの代表作「豊饒の海」を上梓 第二巻「奔馬」には神風連史話を記された神社さんです。今日で、469社目です。

 

鳥居

新開大神宮(熊本)参道

2年ほど、福岡に行った帰りに看板があり、ずっと気になっていた神社さんの一社です。福岡の帰りだと 精神的に疲れていたりして お詣りできなかったので 今回は疲れていない時間に お詣りさせていただきました。

鳥居が 少し奥まっているので 一度通り過ぎました。

 

手水舎

新開大神宮(熊本)鳥居

手水舎です。龍神様がいらっしゃいました。

 

二の鳥居

新開大神宮(熊本)二の鳥居

二の鳥居です。

 

狛犬

新開大神宮(熊本)狛犬

狛犬様です。

 

拝殿

新開大神宮(熊本)拝殿

拝殿です。

創建

文安元年(1444年)初代宮司にご託宣(神さまのご啓示)が下り
文安2年(1445年)に鎮座 お社に神様が宿られました。

創建に至る経緯~不思議な伝説

初代宮司はとても熱心な伊勢神宮の崇敬者で もともと一年に一度は必ず伊勢神宮を参拝されていたと言われています
それが次第に「月に一度」 そしてご神託を頂かれる頃には「毎日」参拝されるようになっていたそうです
現代では 熊本と伊勢神宮を毎日往復することは可能でしょうが 話は室町時代の事 便利な交通手段はなかった頃です
では どうやって毎日参拝していたのでしょう

地元の人の話によると なんと「空を飛んで」熊本・伊勢神宮を往復されていたということです
その姿を見た人々はその姿から「飛行孫七郎」とか「飛行神」と呼んでいたらしいです
言い換えれば 初代宮司の猛烈な信仰心により招き寄せられたお社であるとも言えます

宮司は御鎮座後も日課としていた「禊ぎ」を続け神明奉仕をつとめられておりましたが 97歳のある日の事・・
「私はこれから高天の原、神さまの世界へと詣でることになったので、
これからは二つの世界を往来し、末永く子孫を守るであろう・・・」

と言葉を残され 大空から舞い降りてきた大きな白鷺に乗り天高く舞昇られた

という話しが言い伝えとして残っています

歴史と変遷

希有な「創建の経緯」をもつお社であった為 当初より領主菊池持朝公の熱心な崇敬を頂き
さらにはこの出来事は朝廷にも知られるところとなり 有難い御尊崇を賜ることとなりました
しかし安土桃山時代 佐々成正によって熊本中の神社仏閣が焼失させられる出来事がありましたが
当宮も同じく焼失させられることとなります

その後 加藤清正公が国主として赴かれると 熊本城築城にあわせ神社仏閣の再建にご尽力を賜り
ここ「新開大神宮」も再建することができたと言われています
またその後 加藤清正公をはじめ 歴代藩主の直参を頂くこととなりましたが
その方々が当宮にお参りに来られる為に通った道
いわゆる熊本城から新開大神宮までのその参道は「伊勢道」と呼ばれ 現在でも近見など一部にその名前が点在しています

幕末・明治維新を迎える頃には日本の碩学であり肥後国学の祖と称される「林櫻園」の熱心な崇敬や彼を師と仰ぐ「肥後勤王党」と
その後の「神風連」一党がもっとも信仰した神社でもあります

新開大神宮ホームページより

 

御守お札授け所

新開大神宮(熊本)御守お札授け所

御朱印は、御守お札授け所で 拝受しました。

 

御守

新開大神宮(熊本)御守

カラフルで たくさんの種類の御守がありました。

 

御朱印

新開大神宮(熊本)御朱印

御朱印です。書置きのものを拝受しました。写真撮影、ブログ掲載許可もいただきました。ありがとうございました。

 

さざれ石

新開大神宮(熊本)さざれ石

地下の大小の石が、雨水によって溶解された石灰石によりかたまり、どんどん大きく成長したものです。国家「君が代」の通り、千代に八千代に悠久の時を経て「巌(いわお)」となり、さらに「苔」のむすまで成長してゆく。その様子は、まさに我が国の永遠の反映を象徴しているといえるのではないのでしょうか。皇紀二千六百六十年(西暦2000年)天皇誕生日を奉祝し当大神宮に献納されました。

新開大神宮ホームページより

 

みそぎの井戸

新開大神宮(熊本)禊ぎ場

初代宮司が掘った井戸です。神風連首領 太田黒伴雄も宇気比の前に身を清めました。創建当初(1445年頃)は、毎日海水に身を清め禊(みそぎ)を行っていましたが、干拓により海が遠くなったので井戸を掘りここで禊をすることとなりました。当時は、潮の満ち干きの影響を受けこの井戸もそれに合わせて満干を繰り返していたようです。

 

三島由紀夫氏 「奔馬」ゆかりの地

昭和に入ると「新風連」調査研究のため三島由紀夫氏も参拝され
代表作「豊饒の海」を上梓 第二巻「奔馬」には神風連史話を記されています

 

三島由紀夫さんも、身を清められたそうです。

新開大神宮ホームページより

 

 

神社情報

新開大神宮(しんかいだいじんぐう)

熊本県熊本市南区内田町1266番地

御祭神

天照大神(あまてらすおおかみ)

豊受大神(とようけのおおかみ)

神事:新開大神宮ホームページを確認してください。

 

 

正確に言うと神社だけで1000社です

今日で 469社目の

御朱印をいただきました。

残り 531社です。

 

 

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