九州御朱印巡り 宮崎御城印巡りで宮崎県延岡市にある 延岡城跡城山公園(のべおかじょうあとしろやまこうえん)まで行って来ました。千人殺しの石垣が有名で、第35回国民文化祭・みやざき2020、第20回全国障害者芸術・文化祭みやざき大会の一環で配布された御城印です。今日で御城印 5体目です。
入口
※第35回国民文化祭・みやざき2020、第20回全国障害者芸術・文化祭みやざき大会の一環で、延岡城跡城山公園来訪者(先着3000名)のため 2022年1月現在 配布は終了しています。
延岡は、宮崎県北部で 鹿児島から遠いです。私は高速道路は ほとんど使わないので、ひたすら下の道?を 行きます。ナビを頼りに なんとか 朝10時前くらいに到着しました。
事前に調べたところ、日本名城100の本か、パンフレットにスタンプを押し、そのパンフレットを持って 御城印(御城符)を拝受するとあったので、パンフレットがある城山公園管理事務所を目指します。
三階櫓跡(さんかいやぐらあと)
思っていたより 城山公園が広かったので 公園内でもナビを使い 管理事務所を目指します。途中、三階櫓跡があります。
三階櫓跡
三階櫓は、関東周辺の譜代大名を中心に造られた「天守代用三階櫓」と同様、延岡城の天守とみなされた本城を出し表する建築物で、城内で一番大きな建物でした。櫓の1階部分は、東西5間(約10ⅿ)、南北6間(約12m)の広さで、高さは、土台下から7間5尺9寸(約15.6m)ありました。明暦元年(1655年)有馬康純公の修築により完成しましたが、天和3年(1683年)(一説に天和2年(1682年))に武家屋敷からの出火で焼失し、以後再建されることなく、現在は、櫓台の石垣が当時の姿のまま残っています。
看板より
天守台跡
入口から 20分くらい? (真っすぐにくれば もっと早く到着したと思います)で、天守台跡に到着です。
延岡城跡
延岡城跡は、県(延岡)藩主・高橋元種によって慶長6~8(1601~1603)年にかけて築かれました。元種は、松尾城(市内松山町)を拠点としていましたが、鉄砲の普及による戦法の変化に対応するため、五ヶ瀬川と大瀬川に囲まれた丘陵に県内最大の近世城郭を築きました。当時は県城と呼ばれ、二つの河川を外堀とし、城内に内堀がつくられました。
城は、天守台、本丸、二ノ丸、三ノ丸からなる本城(城山公園)と、藩主の居宅である西ノ丸(内藤記念館・亀井神社)の二郭で構成され、門・櫓などが整備されました。なかでも、ニノ丸にそびえる高さ約19メートル・総延長約70メートルの石垣は「千人殺し」と呼ばれ、本城郭を代表する石垣となっています。
慶長18(1613)年、元種は改易され、肥前国日之江(長崎県南島原市)の有馬直純が5万3千石で入封しました。康純の時、承応元年ー明暦元年(1652~1655)には城の大改築が行われ、三階櫓、二階門櫓などが完成し、翌年これを記念して今山八幡宮に梵鐘(初代城山の鐘・延岡の地名が初見する最古資料・内藤記念館所蔵)が奉納されました。
しかし、永純の時の天和2(1682・天和3年説もあり)年、火災のため三階櫓などは焼失し、以後三階櫓は再建されませんでした。
元禄4(1691)年、永純は無城地の越後国糸魚川(新潟県糸魚川市)に転封となり、さらに越前国丸岡(福井県坂井市)に移封されました。その後、日向国初の譜代大名として、三浦明敬が下野国壬生(栃木県壬生町)から2万3千石で入封し、この頃から藩名に延岡が多く使用されるようになりました。
明敬は、正徳2(1712)年、三河国刈谷(愛知県刈谷市)に移封され、牧野成央が三河国吉田(愛知県豊橋市)から8万石で入封。延享4(1747)年には、陸奥国磐城平(福島県いわき市)から内藤政樹が7万石で入封し、明治4(1871)年の廃藩置県まで8代続きました。
看板より
天守台跡なので そこまで広くはありませんが、いいお天気だったこともあり、とても気持ちのよい場所でした。
町並みもきれいでした。
時を告げる鐘
大きな鐘がありました。
鐘撞堂まで登って来ていただきましてありがとうございます。城山の鐘は、1878年から「時を告げる鐘」として市民に親しまれております。
定時(6時、8時、10時、12時、15時、17時)以外は鐘は市民に混乱を与えますので来園者の皆様には 撞かないようにお願いいたします。
看板より
城山公園管理事務所
北大手門から入って 右側にある城山公園管理事務所に、パンフレットがあります。
写真の中央 上のスタンプを パンフレットに押して 御城印が拝受できる延岡市役所南別館に向かいます。
駐車券を 写真左側の下の木箱?の中に 入れると無料になります。
御城印(御城符)
日付を入れ忘れていますが、拝受したのは 2021年10月17日です。御城印には 2020記念とありますが、本来は2020年開催の第35回国民文化祭・みやざき2020、第20回全国障害者芸術・文化祭みやざき大会の期間中に 3000枚、無料配布されたもので、コロナで残っていたため 2021年も、引き続き配布されたとのことでした。
北大手門
こちらは 正面の北大手門です。
千人殺しの石垣
この石垣は、一番下の根石を外すと石垣全体が一度に崩れ、「千人の敵兵を殲滅する」と言われ、通称「千人殺しの石垣」と呼ばれています。石垣は法長約22メートル、高さ約19メートルあり、熊本城宇土櫓台、小倉城天守台に次ぐ九州屈指の規模を誇り、宮崎県唯一の高石垣です。
石垣の積み方は、自然の石をそのまま使用する「野面積み」を主体とし、隅角部は細長い直方体の石を長辺・短辺が互い違いになるよう積み上げ強度を高める「算木積み」、石垣上部は、当時の最優先端技術である石垣に勾配をつける「反り」の技法が用いられています。
石垣に用いられている築石には、矢穴や刻印がありますので、じっくりと観察してください。
隅角度にあるコンクリートは、昭和10年の昭和天皇行幸の際に補強されたものです。
看板より
駐車場
駐車場は、私が確認できたのは 延岡城を背にして 正面と、右側にあります。(私はナビが、右側に案内してくれたので 右側の駐車場に停めました)
天守台の横に本丸もあったみたいなのですが、一度、城山公園管理事務所に行きパンフレットにスタンプを押して、延岡市役所南別館に向かったのですが、勘違いをして 内藤記念館(当時、工事中のため延岡市役所南別館での配布)に、行って 内藤記念館に到着してから延岡市役所南別館に行くのに気づき、1時間近く歩きまわり 疲れ果て本丸まで行けていないことに、今 ブログを書いていて気づきました。 ハッ∑(゚ロ゚〃)
今度 本丸まで 行きたいと思います。
施設情報
延岡城跡城山公園(のべおかじょうあとしろやまこうえん)
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宮崎県の御朱印が拝受できる寺社
宮崎ご当地グルメ
再訪
以前、完売した延岡城の御城印が 新しく販売されているのですが、延岡まで遠いので、なかなか行けず やっと行って来ました~。2022年9月から 内藤記念博物館で販売されています。
2022年御城印
2枚一組で 販売されています。右側は 以前と同じもので、左側が新しく販売されている 紫色の御城印です。
受付けの方に聞いたら 数百組限定の販売で、今の所 限定数が終わったら 終了だそうです(もしかしたら、再販の可能性もあり)まだまだあるとのことだったので、欲しい方は、お早めにどうぞ~
今回、やっと、本丸跡に行って来ました~ O(≧▽≦)O ワーイ♪
写真撮影、ブログ掲載許可もいただきました。ありがとうございました。
内藤記念博物館 入館料は 無料なのですが、見所満載です。龍神様の甲冑? 武具?がありました。探してみてね。(そちらは写真撮影NGのため、写真撮っていません)
施設情報
内藤記念博物館
宮崎県延岡市天神小路255-2
開館時間:9:00~17:00(最終入場16:30)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
詳細は、ホームページを見てください。