九州御朱印巡り 大分御朱印巡りで、大分県国東市に鎮座する富貴寺(ふきじ)に、お詣りをして御朱印を拝受して来ました。4種類のオリジナル御朱印帳や、紅葉の御朱印があるお寺さんです。宇佐神宮六郷満山霊場の4番札所です。今日で59ヶ寺目です。
入口
次に向かったのが 富貴寺です。本当は お詣りする予定ではなかったのですが、前を通りかかり 急遽お詣りすることにしました。この日 最後の巡礼です。
仁王像
仁王像様です。
案内図
ちょうど、国宝阿弥陀堂で 弥陀三尊 御開帳で 拝顔してるとのことで お詣りさせていただきました。
阿弥陀堂
こちらは 阿弥陀堂です。ぐるっと回って 後ろの方に 入口があり、お詣りします。
養老二年(718年)の開基とされ、本尊は阿弥陀如来を国宝大堂に安置しております。
藤原期の古建築で、宇治平等院鳳凰堂・奥州平泉中尊寺金色堂と並び、日本三大阿弥陀堂の一つに数えられており九州では最古の木造建築物です。
栢木の一本造りといわれ今日まで宝形造りの造形美が保たれております。
また、紅葉の時期には銀杏の葉が大堂の周りを埋めつくし、その姿はまさに金色堂そのもと云われております。
拝顔した感想ですが、時が止まったかのように 静かにただただ そこにいらっしゃり 静けさの中に なんともいえない迫力がありました。とてもきれいなお顔をされていました。
受付所
こちらで 拝観料と御朱印をお受けしました。
オリジナル御朱印帳と御朱印
上の方に色違いのオリジナル御朱印帳と 阿弥陀堂の図柄の御朱印帳があります。御朱印は 全部で 3種類ありました。
写真撮影のお願いをしたら きれいに映るように 窓際の方に棚ごと 動かしてくださいました。写真撮影(一部NGあり、ブログ掲載許可もいただきました。ありがとうございました。
もみじの図柄がきれいな 宇佐神宮六郷満山の御朱印です。
ご本尊の不動明王様の御朱印です。
国東塔
国東塔(くにさきとう)
国東半島は石塔、石仏の宝庫と言われています。中でも最も国東半島を特徴づける石造物は宝塔の一種である国東塔です。国東塔は塔身下に「請け花」、「反り花」の蓮華座を設ける特異な形態を持ちます。
鎌倉時代後期から南北朝前半にかけ六郷満山寺院に大型のものが建てられました。塔身上部には奉納孔があり、経典を納める宝塔として建てられたことがわかります。後世には墓標化していきます。
隣の小さな国東塔は墓標として建てられており、慶長八年(1603)の銘が残っています。
看板より
奥の院 薬師岩屋
自然の岩を削り、檀を刻み、石造の薬師如来を安置されています。江戸時代の文献では「半身朽ち果てた木造仏がある」とされるが現在は不明。
また、薬師堂一間四尺瓦葺き、仏壇二尺引戸有、木仏、木仏十体などと書かれており、当時は小さなお堂があり、現在本堂に安置される薬師三尊、十二神将が祀られていたのではないかと思われます。
看板より
榧木
榧木(かやのき)推定樹齢五百年
五百年以上にわたり阿弥陀堂を見守ってきた御神木です。国宝阿弥陀堂の平安時代の素材と阿弥陀如来には「かやのき」が使われています。伝説では、昔この地に高さ九七〇丈(約2910メートル)もある大きな榧の大木があり、この榧の木一本で阿弥陀堂を造り、仏像を刻んだとされています。
材は緻密で、柾目(まさめ)が美しく、独特のツヤと甘い芳香があり、またカヤの材はシロアリや水に強いため、平安から鎌倉時代にかけて作られた仏像にはよく使われていたようです。
看板より
本堂
本堂は 工事中でした。
駐車場
駐車場です。道路を挟んで あります。
寺社情報
富貴寺(ふきじ)
大分県豊後高田市田染蕗2395番地
ご本尊:不動明王
1000ヶ寺目指して 御朱印巡りします。
正確に言うと 寺社だけで 1000ヶ寺です。
今日で 59ヶ寺目の御朱印をいただきました。
残り 941ヶ寺です。
大分県の御朱印が拝受できる神社
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