熊本御朱印巡りで、 熊本県天草市に鎮座する海雲山江岸寺(かいうんざん・こうがんじ)にお詣りをして御朱印を拝受して来ました。寛永14~15年の「天草・島原の乱」の後、山崎甲斐守家治の統治を経て寛永17年に天領となったお寺さんです。今日で101ヶ寺目です。
山門
久しぶりに天草方面へ お詣りに行って来ました。山門です。
手水舎
手水舎です。
本堂
本堂です。
寛永14~15年(1637~1638)の「天草・島原の乱」の後、山崎甲斐守家治の統治を経て寛永17年(1640)には天領となった。翌寛永18年(1641)鈴木重成が初代代官として着任し、乱後荒廃した島民の、物心の安定と行政お組織整備に着手した。
民心の安定には、実兄の、禅僧であり優れた思想家でもある鈴木正三を頼み、仏教の教化に努めた上、多くの神社仏閣を創建または再建した。江岸寺も、鈴木重成により その頃の正保3年(1646)に再建され、道蓮社大譽上人紫雲團徹大和尚を開祖とする。
更に鈴木重成は幕府に寺社領の寄与を具申し、慶安元年(1648)に300石の禄が認められ、思想の善導はもとより庄屋・村役人を監督する権限も与えられた。寺社領は天草全島で、禅宗12・浄土宗7・真言宗1・神社2合計22の寺社に配分された。
浄土真宗(西本願寺派22、東本願寺派7)等に就いては、禄高を支給しない代わりに説法自由の特権が与えられた。
禅宗2(東向寺・国照寺)浄土宗2(崇圓寺・円性寺)の4寺院を四ヶ本寺と呼んだ他、禅宗7(瑞林寺・江月院・明徳寺・芳証寺・正覚寺・遍照院・観音寺)、浄土宗5(江岸寺・壽覚院・無量寺・信福寺・九品寺)真言宗1(阿弥陀寺)の13寺院は石寺(こくでら)と呼ばれていた。当時江岸寺の禄高は10石を与えられて繫盛した。
現在の本堂・山門は、明治27年(1894)に改築されている。本堂の棟梁は松下平吉・山門の棟梁は西山金三郎である。
看板より
本堂内
本尊は阿弥陀如来様です。
天井が素晴らしいので 天井も見て欲しいです。
大きくて不思議な木の根っこ?もありました。
寺務所
寺務所で 御朱印はいただけます。
御朱印
御朱印です。書置きのものをお受けしました。ありがとうございました。
掲示板
掲示板です。本当にそうだなと思いました。
駐車場
山門の斜め前に 駐車場はあります。
寺社情報
海雲山江岸寺(かいうんざん・こうがんじ)
熊本県天草市倉岳町棚底2680
ご本尊:阿弥陀如来
1000ヶ寺目指して 御朱印巡りします。
正確に言うと 寺社だけで 1000ヶ寺です。
今日で 101ヶ寺目の御朱印をいただきました。
残り 899ヶ寺です。
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