九州御朱印巡り 今回は熊本御朱印巡りで、熊本県熊本市西区 に鎮座する北岡神社(きたおかじんじゃ)さんに、お詣りをして御朱印を拝受して来ました。八縁乃石(やえのいし)の叶え紐があり、縁結び、安産にご利益がある神社さんです。今日で218社目です。
鳥居
実は この日 熊本の友人と待ち合わせをしていて その友達は神社巡りは 好きではない人なので、ちょっとだけ ご飯を食べて 話をして そのまま 解散し、北岡神社さんにお詣りしました。大きな通り沿いに鎮座する神社さんです。
石造りの鳥居で、離れた所から 写真を撮りたかったのですが、大きな道路で 反対側まで行くのが 面倒だったので 歩道ギリギリから 写真を撮りました。
楼門
鳥居をくぐると 楼門があります。こちらも うまく写真は撮れず・・・ かわいらしい狛犬様もいらっしゃるのですが、うまく写真を撮れず・・・
手水舎
楼門をくぐり 右側に手水舎があります。
社殿
社殿です。
由緒
当神社は承平四年(934)第六十一代朱雀天皇の御代に、武勇名高い藤原保昌が肥後国司として下向された際、凶徒の叛乱と疫病の流行を鎮めるために京都の祇園社(八坂神社)の御分霊を勧請し、飽託郡湯原(現二本木五丁目)に府中の鎮護として創建されたのが始まりとされ、当地でも祇園社、祇園宮と尊称されていました。
まもなく承平七年(937)には、湯原から程近い車屋敷(現二本木二丁目)に遷座され、京よりお供して来た神官・僧侶・伶人等もこの神域に居住していました。
天慶九年(939)から冷泉天皇の頃まで年毎の祭祀の際には、勅使が遥々京より勅願社であった当神社に参向されるのが恒例でありました。肥後国誌によると安和二年(969)からは国司となった菅原光家が勅使も兼勤するようになってこの地に留まり、その末裔である光永家が代々に亘り勅使代としてその任に就くようになりました。勅願社というのは、天皇が国家鎮護などを祈願するよう命じた神社のことをさし、当神社は創建当初から『宝祚無窮、天下泰平、国家安全、悪魔降伏、西九守護』の勅願社として、代々天皇より篤く尊崇されておりました。天暦二年(948)に第六十二代村上天皇より「拝三山」の勅額を賜りました。久寿二年(1155)にも第七十六代近衛天皇より「顕神院」の勅額とともに、「日本第弐 西九壹社」の尊称と御紋章を下賜頂きました。それは「日本では(京都の御本社に次いで)第二の祇園社であり、西の九州では第一の祇園社である」との意味であり、現在もこの尊称を御朱印に用いております。また、御紋章は祇園木瓜を上下にわかち、その上半分を賜った当神社特有のものであります。
天元二年(979)朝日山(岡見山)に遷座、これに因み祇園山と呼ばれるようになりました。この山は明治になり招魂社建立に伴い花岡山と改められましたが、今日でもその山頂一帯を祇園平と呼ぶ名残があります。
この間火災等で社殿及び綸旨や古文書等が焼失する災難が幾度かありましたが、長承元年(1132)に菊池氏が社殿を造営し、神領も寄進され神威を取り戻しました。戦国の世、天正十五年(1587)佐々成政支配下の際には、古例を廃し神領も断絶されましたが、江戸時代に入り慶長十年(1605)加藤清正の肥後入国により再び復興されました。細川藩下に於いては尚一層尊崇され、島原出陣の際には戦勝祈願を厳修し、寛永九年(1632)には社殿が新たに造営されました。正保四年(1647)、第二代藩主細川光尚により北岡の森(現在地)に遷座され、古府中にあった社等も境内に移し摂末社として祀られました。この地は古くより古府中から北に位置する丘陵地として北岡と呼ばれ、方位的にも尊ばれていた場所でもあります。
維新後の明治元年(1868)には神仏分離の流れを受けて「北岡宮」、同四年に「北岡神社」と改称し、翌五年に県社に列せられました。
同十年(1877)の西南の役では、一時薩摩軍の本営が境内に置かれ、同十七年(1884)御鎮座九百五十年祭記念事業として丘上を拓き社殿を丘中腹から移し摂末社と共に丘上に御遷座されました。昭和八年 (1933) 四月には御鎮座一千年を向かえるにあたって、久邇宮殿下より直筆の御神額を賜り、御参列を仰ぎ同式年大祭が斎行され、翌九年 (1934) 十一月に御社殿が新造され御遷座記念大祭が執行されました。
同三十三年 (1958) 御鎮座一千二十五年記念に神楽殿を新造し、同五十八年 (1983) に御鎮座一千五十年記念事業として拝殿や楼門を改修し、社務所や会館等を新築しました。
絵馬
賽銭箱の横にあった 絵馬です。4種類もありました。
茅の輪お守り
疫病退散の茅の輪お守りです。
社務所
社務所です。こちらで 御朱印は書いていただきました。
御朱印
御朱印です。
授与品
上から オリジナルの御朱印帳が 色違いで3種類あります。小さいサイズです。その下に 御朱印帳袋と、夫婦楠の絵馬と、払い塩と、気になった 御尊印です。帰宅してから 写真を見て 気づきました。ちょっとだけ 調べたのですが、「寺院や神社において、主に参拝者向けに押印される御朱印」とのことですが、まだ、よくわからないので 次回 聞いてみようと思います。
八縁乃石(やえのいし)
手水舎の横に 看板が立っていたので 行ってみました。
赤い紐が 下がっています。
よ~く見ると 小さいハートの鈴がたくさん 結び付けられていました。
夫婦楠
鳥居の近くにある 夫婦楠です。こちらも うまく写真が撮れず・・・
御神木 厄除けの夫婦楠
一、由来
当神社がこの地に御遷座されてより、北岡の森に自生していた一対の楠の巨木に御神霊が宿ったとされ、以来これを御神木として崇められております。この御神木は雄楠・雌楠の一対であったため「厄除けの夫婦楠」と呼ばれるようになり、その間をくぐれば厄除開運・家庭円満・縁結びのご利益が授かると古くよりいわれております。
また、定められた作法(8の字を描くように廻る)に従い参拝すれば、特に「良縁」(恋愛・友人・仕事・健康・家族・金銭・学業・必勝など)に恵まれ、願い事が成就されると伝えられています。
看板より
案内図
境内の案内図です。
駐車場
鳥居のすぐ横と 奥の方にも 駐車場はあります。
神社情報
北岡神社(きたおかじんじゃ)
熊本県熊本市西区春日一丁目8-16
御祭神
健速須戔嗚尊(たけはやすさのをのみこと)
奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
八柱御子神(やはしらのみこがみ)
1000社目指して御朱印巡りします。
正確に言うと神社だけで1000社です
今日で 218社目の
御朱印をいただきました。
残り 782社目です。
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