九州御朱印巡り 福岡御朱印巡りで、福岡県朝倉郡東峰村に鎮座する岩屋神社(いわやじんじゃ)に、お詣りをして御朱印を拝受して来ました。奇岩群、千体地蔵、五百羅漢、などなど、見所あり過ぎで、宝珠石(星の玉)がご神体の神社さんです。今日で、455社目です。
岩屋公園マップ
普段 神社仏閣巡りに行く時には ある程度下調べをするのですが、この時は、綿密に調べ 数分刻みのスケジュールを考えました。(普段ここまでしないのに)
当日、いざ お詣りしようと 車を走らせ途中まで行くと、ふと 違う・・・(こういう時のふと思ったことは大切だったりするんです)
こっちじゃないと 思い向かったのが 岩屋神社さんです。
鳥居
車を停め 本殿へ向かいます。
坂道になっている参道を上がり もう少しで 門の所と思った瞬間!!! 久ぶりにあの感覚が・・・
全身 ぞわぞわし始め 鳥肌も立ちます。これ、あそこにお詣りした時と 同じだ。
あそことは、上色見熊野座神社です。
https://goshuinblog.com/kumamoto-kamisik…kumanoimauzinzya/
ぞわぞわしつつ、本殿へ向かいます。道というか 通路?が、あちこちあって 迷いそうになりますが、とりあず 上へ上へと向かいます。
狛犬
狛犬様です。
岩屋の馬の首根岩と洞門
大きな岩がくり抜かれていて 門になっています。
この洞門は、江戸時代末岩屋坊良辧が、自ら彫ったものです。この岩は、大きな一枚岩で、馬の首根岩と呼ばれています。福岡県指定天然記念物の岩屋の奇岩群の一つです。
看板より
洞門を抜けたら 更に空気が変わりました。うまく言えないけど 温度は下がり 酸素濃度が上がった感覚(わかりずらいですね。あみだの感覚なので スルーしてください)
手水鉢
小さな手水鉢があります。
五百羅漢?
途中 あちこちに石像があります。中には 首のないものも・・・
岩屋の首なし地蔵(千体地蔵・五百羅漢)
宝珠山岩屋には、多くの仏像が各所にありました。廃仏毀釈運動によって仏像群など谷底に投げ捨てらたりしました。その後、村民によって、拾い出された153体の石像にほとんどには、首はありませんでした。
看板より
本殿
私の足で 20分程でしょうか(ゆっくり目に歩きました)やっと、本殿に到着です。
略記
岩屋神社の起源は、中国・北魏からの渡来僧・善正が、修行場・日子山(彦山・英彦山)を開いた翌年の継体天皇26(532)年に、宝珠山宝泉寺大宝院として開いたのが、始まりとされています。欽明天皇8(547)年には、宝珠石が空から飛来したため、ご神体とし、神殿を造り安置しました。
鎌倉時代半ばの記録・彦山流記には、彦山四十九窟の第三窟・宝珠山窟として記録され、五間四面(一辺が五間で四方に庇が付く・一辺約12メートル)の大日堂があり、丈六(約3メートル)の大日如来などが祀られていて、行者は必ず宝珠石に祈るようにとされていました。
室町時代に彦山から宝満山の尾根筋を踏破する入峰修行が確立されると、玉置(玉来)宿として修行の重要拠点の一つとされました。
戦国時代初期の文明年間には、岩屋六坊とも呼ばれ、多くの堂社が立ち並び祭祀も盛んでしたが、戦国時代末の永禄・天正年間には、豊後の大友宗麟と彦山座主家との確執から、大友軍により焼討ちされ、荒廃しました。
江戸時代初めには、堂社の再建も始まり、彦山末を離れ、聖護院末の宝満山の末寺となります。元禄11(1698)年には、四代福岡藩主黒田綱政によって現在の本殿が再興され、国指定重要文化財となっています。また、境内の杉の最も古いものは、小石原行者杉と同時期に植林されたものです。
しかし、明治初年の神仏分離令・修験道禁止令・廃仏毀釈運動により衰退し、岩屋神社として再出発し、現在に至ります。
看板より
記録によると、欽明天皇8年(547)のある日、突然、光輝くものが天から岩屋の岩上に降ってきたので、それを宝珠石と名付け岩屋神社のご神体として祀り神殿を造ったとあります。英彦山権現と同じく、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)の三神をご祭神としています。宝珠とは仏の象徴を示す仏教用語で、願いが叶う不思議な玉の意味です。見ると目がつぶれると言われ、いまだに見たものはいないとか。
福岡県観光情報公式サイト クロスロードふくおかホームページより
熊野神社(境内社)
境内社の熊野神社です。こちらにも 行ってみたくて 途中まで行ったのですが、道が険しく 迷いそうだったので 断念しました(T△T)
岩屋神社境内社の熊野神社
ご祭神は、速玉男尊・泉津事解男尊・熊野樟日尊の三柱です。貞享3(1686)年に村民が建立した社殿は、天狗が蹴って穴を空けたという熊野岩の険しい岩場に立てかけた懸造りです。昭和63年に、国指定重要文化財に指定されました。
看板より
大イチョウ
昭和35年に福岡県天然記念物に指定された大公孫樹は、岩屋神社のご神木の一つで、樹齢600年とも700年ともいわれる 高さ約36メートル・幹周り約6メートルのイチョウの巨木です。
601年頃・大宝年間に修験道の開祖役行者小角が岩屋で修行して帰る時、刺した杖が芽生えてこの大公孫樹となったとの伝説があります。
よく見上げてください。
江戸時代には、七色木として、カエデ・マキ・ネズミモチなど七種の異なる植物がこの一本のイチョウから生えていると記録されています。この大公孫樹は、戦国時代末の豊後の大友宗麟による二度の宝珠山焼き討ちにも耐え、岩屋神社の盛衰と人々の祈りを見つめてきました。
看板より
駐車場
鳥居の前に 停められます。
岩屋キャンプ場管理棟
御朱印は こちらで書置きのものを拝受できます。総代さんが、常駐されているわけではないそうですが、スタッフさんに言うと 総代さんに連絡してくれるそうです。
御朱印
御朱印は、総代さんが対応してくださいます。写真撮影、ブログ掲載の許可もいただきました。ありがとうございました。
実は、お詣りした日は、臨時休業で、本来なら 御朱印も拝受できないはずなのですが、スタッフさんが居て、なおかつ 総代さんに連絡しようとしたら、偶然、総代さんが来て、すぐ対応してくださいました。(不思議です。)
他にも、気になる所があったので また ゆっくりとお詣りさせていただきたいと思います。
神社情報
岩屋神社(朝倉郡)(いわやじんじゃ)
福岡県朝倉郡東峰村大字宝珠山4141
御祭神
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)
祭祀
連休中の5月3~4日:春季大祭 など
岩屋キャンプ場(管理棟すてら)
福岡県朝倉郡東峰村宝珠山4171番地
受付時間: 12:00〜17:00
年末年始休み
正確に言うと神社だけで1000社です
今日で 455社目の
御朱印をいただきました。
残り 545社です。
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