九州御朱印巡り 大分御朱印巡りで、大分県豊後高田市に鎮座する真木大堂(馬城山伝乗寺:まきさんでんじょうじ)(まきおおどう)に、お詣りをして御朱印を拝受して来ました。宇佐神宮六郷満山霊場の5番札所です。今日で52ヶ寺目です。
入口
前回 紹介した 宇佐神宮を後にして 次に向かったのが、真木大堂です。今回、宇佐神宮六郷満山霊場を中心にして 大分方面を巡って来ました。
宇佐神宮六郷満山霊場とは
仁聞菩薩は、宇佐八幡神の化身(生まれ変わり)として宇佐国東の地に
今をさかのぼること約1300年前に神仏習合の原点となる山岳宗教、「六郷満山」を開かれました。
2018年に開山1300年の節目を迎える中、「宇佐神宮六郷満山霊場」は
全国八幡社総本宮である宇佐神宮八幡大神と仁聞大菩薩の足跡を辿り、
今日まで脈々と受け継がれてきた神仏習合の文化に触れ、神・仏とご縁を結ぶ巡礼であると共に、この巡礼は行そのものであります。
現在、真木大堂の名で知られる馬城山伝乗寺(まきさんでんじょうじ)は、大分県豊後高田市田染真木にあり、国東半島に点在する天台宗の寺院と同様に、八幡神の化身であるとされる仁聞菩薩により養老2年(718年)に開基されたと伝えられています。
当時は六郷満山65ヶ寺のうち本山本寺8ヶ寺のひとつとして36坊を有した六郷満山最大の寺院として、僧達が修行に励む長講所であったと伝えられています。
江戸時代の建物である本堂とは別に、昭和40年代に新造された収蔵庫内には、平安から中世にかけて花開いた六郷満山文化の栄華を色濃く残す本尊阿弥陀如来坐像、不動明王立像、大威徳明王像、二童子立像、四天王立像の9体の平安仏が残されています。
手水鉢
大きな岩をくり抜いた 手水鉢です。
収蔵庫
収蔵庫です。
旧本堂から移された9体の仏像が安置されています。本尊阿弥陀如来坐像をはじめ木彫り日本一の不動明王立像、日本一の大威徳明王像他すべての仏像が国の重要文化財に指定されています。
入った瞬間 言葉を失い しばらく ただただ 見つめていました。(写真撮影、NGだったので 目に焼き付けようと思いました)絶対 見て欲しいです。
寺務所
御朱印は こちらでいただけます。
御朱印は、全部で 3種類あります。
ご本尊の阿弥陀如来の御朱印です。
不動明王の御朱印です。
大威徳明王の御朱印です。写真撮影(収蔵庫内以外)、ブログ掲載許可もいただきました。ありがとうございました。
旧本堂
旧本堂です。
永い間仏像を安置してあった真木大堂旧堂で江戸時代のものとされています。本尊他仏像は収蔵庫に移されていますが、正面には国東半島では極めて珍しい木造の仁王像が今もお堂をお守りしています。 仁王像の肩越しの朱塗りの扉には皇室の御紋章があります。これは、今から約700年前六郷満山寺院に対して鎌倉幕府から蒙古来襲の折に異国降伏の祈祷を行うよう指示があり、国難を救うため馬城山伝乗寺では長期にわたり異国降伏の大祈祷が行われました。 そのおかげをもち元を退けた恩賞として弘安8年10月16日に将軍家を経て朝廷より菊花の紋章が下賜されたと伝えられます。
旧本堂内の仁王像様です。
鐘
鐘 いつか 撞いてみたいです。
駐車場
道を挟んだ奥の方に 駐車場はあります。
寺社情報
真木大堂(馬城山伝乗寺:まきさんでんじょうじ)(まきおおどう)
大分県豊後高田市田染真木1796番地
ご本尊:阿弥陀如来坐像
1000ヶ寺目指して 御朱印巡りします。
正確に言うと 寺社だけで 1000ヶ寺です。
今日で 52ヶ寺目の御朱印をいただきました。
残り 948ヶ寺です。
大分県の御朱印が拝受できる神社
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