鹿児島御朱印巡りで、鹿児島県曽於市末吉町に鎮座する熊野神社(くまのじんじゃ)にお詣りして、御朱印をいただいて来ました。奇習鬼追いという風習で、有名な神社です。今日で16社目です。
鳥居
こちらの神社 お正月になると 地元のニュース番組で 鬼が追っかけてくる神社として いつも見ていて いつか 鬼に追っかけられてみたいと思っていた神社の一社です。ただ、以前調べた時に、御朱印はなかったので 諦めていたのですが、どうやら 御朱印があるらしい・・・と小耳に挟み、1人で お詣りして来ました。
携帯のナビで 1人迷いながら なんとか到着、すぐ近くに民家はありますが、誰もおらず、1人でゆっくりとお詣りさせていただきました。
手水舎
鳥居をくぐり 手水舎で浄めます。小さく 屋根と半分壁がある手水舎です。珍しいです。
それと、神様?がいらっしゃいました。才才-!!w(゚o゚*)w 神様がいらっしゃる手水舎は 初めてでした。でも、神様?鬼? 棒?刀?みたいなものを持っていますね。右2人は 隠れています。謎だ~。
社殿
社殿です。まだ 新しい感じがした 社殿です。
由緒
都城島津家の富山野辺古文書に「有五宮御召謁大隅国深川院御下向之間奉隠量之元弘三年四月二十九日挙義兵打平凶徒等畢」とあり、五辻宮が元弘三年四月当神社境内の深河院に下向の際、優諚を賜った野辺盛忠が恐懼同院に隠し奉ったという史実がある。当初建立の際の棟札の写しに、薩摩守小野朝臣忠久、同地頭代伊賀守忠英の名が見える。近くの宝寿庵城には、島津九代忠国公、十一代忠昌公、十五代貴久公の居館が造られ、歴代の島津氏の信仰厚く広く崇敬された。
境内に梵字の刻された大きな五輪塔六基がある。なお、明治四十二年七月二十一日、無格社中山神社、菅原神社、熊野神社を合祀した。
社殿のお賽銭箱の所に こちらの張り紙があります。
平素は 熊野神社への御参拝を賜わり、誠にありがとうございます。日頃より御参拝の皆様方には、神社の御朱印についてのご要望やお問い合わせがあり、特に最近は鬼追い祭の観客や観光バスの立ち寄り等も多くなり、御朱印発行についてのご要望も増えている状況にあります。
この御朱印の件については、兼ねてから対応すべく検討してまいりましたが、この度発行する運びとなりましたので お知らせ致します。
尚、発行場所につきましては誠に恐縮で御座いますが、神社への常駐が厳しい中、下記内容の通り行う事となりましたのでよろしくお願い申し上げます。
張り紙より
道の駅すえよし
こちらが 熊野神社から 車で確か 15分くらいだったと思います。(違ったら すみません)にある 道の駅すえよしです。
はちみつが売っていて そのはちみつを使った ソフトクリームが美味しいです。
駐車場の一角に この幸せになつ鐘があり 何も考えず 思い切り鳴らしたら 思った以上に音が大き響き渡りました。(ノ∇≦*)キャハッッッ♪
曽於市観光協会
御朱印ですが、道の駅のすえよしを正面に見て 左側を進んだところにある、曽於市観光協会さんで 拝受することができます。道の駅すえよしさんで、聞いて 最初 誰も知らなくて 困ってしまいました。
御朱印
御朱印です。書置きになります。観光協会の方が 押印して日付を入れてくれます。
神社の社殿の横にある こちらの建物 どういう建物なのか わかりませんが、鬼の住処?とかって 勝手に想像しました(笑)
一月七日~鬼追い(県無形文化財)
三百年以上も前から伝わり、民俗文化財指定は平成六年三月十六日。
数え二十五歳の厄年の青年が、男女、子供の三匹の鬼に扮し、それぞれ二人の付添役(鬼追い)がつく。鬼は、竹篭にワラの角のついた面をかぶり、白紙を細長く切った御幣を全身にまとい、「鬼ん手」とよばれるワラ製の棒を持つ。
日が暮れると三匹の鬼は社殿を飛び出し、階段下の仁王像(元光明寺)の前で神酒を飲んだ後、見物の人々を棒でたたいて回る。狩人はホラ貝を吹き、鉦をたたいて鬼を追い、人々は逃げ惑いながら鬼の御幣をむしり取る。
鬼の住処の横に小道があり そこにこの看板?でいいのかな?が 立っています。鬼の末裔とあります。
なぜか よくわかりませんが、こちらの石像がすごく 気になりました。しばらく・・・30分以上 ただじっと 立ってこの石像を見ていました。自分でもよくわかりませんが、離れがたかったです。
神社情報
熊野神社(くまのじんじゃ)(曽於市)
鹿児島県曽於市末吉町深川5892
御祭神
伊邪那岐神(イザナギノカミ)
伊邪那美神(イザナミノカミ)
国常立神(クニノトコタチノカミ)
例祭日 9月29日
駐車場 なし
1000社目指して 御朱印巡りします。
正確に言うと 神社だけで 1000社です。
今日で 16社目の御朱印をいただきました。
残り 984社です。
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