九州御朱印巡り 熊本御朱印巡りで、熊本県山鹿市菊鹿町 にある吾平山医王院相良寺(ごへいざん:あいらじ)さんにお詣りして御朱印を拝受して来ました。安産・子授け・縁結びにご利益があり、ご本尊は、木造坐像の千手観音菩薩様です。今日で33ヶ寺目です。
手水舎
以前紹介した、泉水園(せんすいえん)さんのすぐ近くにあり、お詣りしたいと思っていたお寺さんです。熊本は、御朱印が拝受できるお寺さんが多く お詣りしたいお寺さんがたくさんあります。(今年はお詣りしたいです)
泉水園さん
今年も 栗だんごと栗まんじゅうと、焼き栗食べに行けたらいいなと思います。
仁王像
威厳のある仁王像様も いらっしゃいました。
本堂
本堂です。
縁起
吾平山相良寺は、天台宗祖伝教大師最澄上人が弘仁5年に開かれたお寺である。源平時代、平家にしたがっていた菊池隆直の一党が相良の地にこもった所を、源氏方の武将、緒方三郎憔栄に攻められたため、本堂をはじめ、99もあったと言われる坊舎全てが焼失した。
その後、永正(室町時代)年間に千手観音が再興され、明治時代の廃仏毀釈の法難も逃れ、明治13年に現在の本堂を再建し、第88世御住職尾崎行詮法印を迎えてから約130年経過し、今日に至っている。
當山から安産、子授けに霊験があると言われている。
その由来は、61代朱雀天皇の時代にさかのぼる。
朱雀天皇の時、皇后が子宝に恵まれなかったのか、ご出産で苦しんでおられたのかは定かではないが、当時、皇室の勅使がご来山になり、七日間本堂にこもられ、祈願された所、無事に62代村上天皇がお生まれになられた事に端を発する。
また、當山には、国指定天然記念物のアイラトビカズラ樹がある。
昭和27年3月29日に国の特別天然記念物に指定されたが、この樹は豆科の植物で、結実しない珍しい植物である。
開花する時期は、4月下旬より5月中旬で、色は紫赤色で「しもくれん」に似ている。このトビカズラには伝説がある。最初に述べた源平合戦の頃、源氏方の武将緒方三郎が相良寺を焼き討ちした時、観音様がこのカズラの飛び移り難をさけられたと言われ、また、落馬した所を残兵がその首を討ちとったとも伝えられている。
また、このトビカズラが多数開花する年は、国に異変のある事が多いため優曇華(うどんげ)とも呼ばれている。
相良寺の御本尊は、千手観音で、木彫りの座像では日本最大と言われており、毎日多くの善男善女が様々な願いを祈念されている。
境内より
千手観音菩薩様
御本尊の千手観音菩薩様です。
観音様とご縁
私たちが日常生活をしていく中で、”ご縁”というのはとても大事なものです。
”ご縁”とはけっして目にはみえませんが、そのはたらきによって人生のすべてが決まっていきます。そして、いくら努力をしても自分の力ではどうすることもできないものなのです。
おまいりをなされた時、皆様は今年も家内安全でありますように、健康でありますように、仕事がうまくいきますようにと、様々なお願いをされると思いますが、一番重要な、どうぞ良い”ご縁”にめぐりあえますようにという願いを忘れておられませんでしょうか。
観音様をお参りし、一心にお祈りすれば、必ずよき”ご縁”をいただくことができます。法縁茶もその意味から 御祈願し、皆様にお召し上がりいただいております。
皆様のご多幸を心からお祈りいたしております。
合掌
境内より
御守・御札・諸祈願受付所
御朱印は こちらで 書いていただきました。
御朱印
御朱印です。2種類あり、こちらは 御本尊の千手観音菩薩様の御朱印です。
こちらは、薬師如来様の御朱印です。
御朱印帳
たくさんの御朱印帳がありました。手に取って見ていないので オリジナルなのかは わかりません。
御朱印帳袋
御朱印帳袋もありました。私は すぐ忘れて なくしてしまうので 御朱印帳袋は使っていません。
せんべい
おせんべいもありました。
鐘
開運の鐘です。つきたい?と思っているのですが、つけませんでした。いつか ついてみたいです。
寺社情報
吾平山医王院相良寺(ごへいざん:あいらじ)
熊本県山鹿市菊鹿町相良370
御本尊
千手観音菩薩
九州四十九院薬師霊場第31番
肥後西国観音霊場第33番
駐車場 あります。
1000ヶ寺目指して 御朱印巡りします。
正確に言うと 寺社だけで 1000ヶ寺です。
今日で 33ヶ寺目の御朱印をいただきました。
残り 967ヶ寺です。
熊本県の御朱印が拝受できる神社
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