九州御朱印巡り 佐賀御朱印巡りの番外編で、佐賀県佐賀市松原にある一寸ひと休み肥前通仙亭(ひぜんつうせんてい)に、行って特別巡礼印を拝受して来ました。佐賀の茶文化や売茶翁の功績を紹介する資料を展示、高遊外売茶翁顕彰会や、体験型の煎茶セットなど喫茶メニューを楽しめる施設です。
外観
さがの恵比須御朱印巡りの最後になります。全部で14体と、特別巡礼印1体で、併せて 15体ですが、2社は 後日紹介するので とりあえず、さがの恵比須御朱印巡りは、今日で終わりです。
最後に向かったのが、パンフレットの15番目に掲載されている一寸ひと休み 肥前通仙亭です。
手水舎?
手水舎?でいいのかな?不思議な形です。到着した時、駐車場がほぼ満車で、ちょうどイベントが 始まる直前でした。
店内には、地元の名産品などが 並んでいました。喫茶スペースもありましたがイベントの参加者さんが いらっしゃったので そちらの方は 写真は控えました。
特別巡礼印
特別巡礼印です。高遊外売茶翁さんのお顔の特別巡礼印です。
煎茶の祖・茶神 高遊外売茶翁
千利休が侘び茶の祖・茶聖と称されるのに対し、煎茶の祖・茶神と呼ばれるのが高遊外売茶翁(1675-1763)です。 その昔、お茶は薬として珍重された時代があり、身分の高い人の飲み物でした。売茶翁は、上流階級の文化だった喫茶の風習を庶民にまで広めた人です。
高遊外売茶翁は、佐賀市蓮池町に生まれ、黄檗宗の禅僧として各地を巡り、長崎で煎茶を学んで60歳を過ぎてから売茶の業を始めました。 京都鴨川のほとりには、”日本初の喫茶店”ともいわれる「通仙亭」という茶店を構えました。 自ら茶道具を担いで、春は桜の名所、夏は清流の渓辺、秋は紅葉の美しいところへ出掛け、清明な自然の中で茶を煎じて売ることもしばしば。
そこに掲げられていたのは「茶銭は黄金百鎰より半文銭までくれしだい。 ただにて飲むも勝手なり。ただよりほかはまけ申さず。」 (訳:お茶の代金は小判二千両から半文までいくらでもけっこう。 ただで飲んでもけっこう。ただより安くはできません。)
身分を問わず、茶代を払おうと払うまいと気にかけず、禅を説きながら、 いろいろな世の中の出来事などをのどかに物語ってきかせたので、たちまち人々の評判になりました。
イベントが始まる直前で お忙しいところ お茶までいただき、少しだけお話しさせていただきました。スタッフさん 皆様 明るく、楽しく、お元気な方々で、元気をもらえました。写真撮影、ブログ掲載の許可もいただきました。ありがとうございました。また、ゆっくりとお邪魔させていただこうと思います。
スタンプ
佐賀恵比須八十八ヶ所巡りのスタンプです。
石碑
高遊外売茶翁さんの石碑です。
和風街カフェ
煎茶のセットや、抹茶セット、華茶セットなど いただけるようです。
駐車場
駐車場です。建物の後ろ側にも 停められます。
さがの恵比須御朱印巡り
さがの恵比須御朱印巡り、一応 全てお詣りできました。一度目では、周り切れなくて 2度目で すべて周ることができました。
- 西宮社 (さが開運ステーションで購入した御朱印帳にて拝受)神社にお詣りしましたが、神主さんにブログ掲載の許可をいただいていないので、許可を得られたら、紹介します。
- 牛嶋天満宮 こちらも、お詣りして御朱印も拝受していますが、掲載許可をいただいていないので、許可を得られたら 後日紹介します。
- 松原恵比須社
- 鳩森稲荷神社
- 龍造寺八幡宮
- 佐賀恵比須神社(興賀神社)
- 伊勢神社
- 新北神社
- 海童神社
- 志賀神社
- 香椎神社
- 粟島神社
- 金刀比羅神社
- 與止日女神社
- 一寸ひと休み肥前通仙亭
お店情報
一寸ひと休み肥前通仙亭(ひぜんつうせんてい)
佐賀県佐賀市松原四丁目6番18号
営業時間:10:00~16:00
定休日:年末年始・月曜(但し、日曜が祝日の場合火曜休館)
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